30歳を超えたあたりから、「いつか」を思い出しては癒され慰められ、次の一歩を踏み出す原動力に変えていた。
仕事もプライベートもそれほど充実していないというわけではないのだけれど、そのどれもが一筋縄ではいかない難しさに直面するようになったからだろうか。
ひたすら走り続けたクラブ活動やあの子と一緒に歩いた帰り道、どんぶり飯いっぱいのご飯や真っ黒く光り輝く夏の肌など、少し恥ずかしい思い出もあるけれど、そのどれもが背一杯でまっすぐで、断片的なシーンを思い出すたびに心が癒され慰められ、落ち着くのはなぜだろう。
中学生の頃に出会ったあのバンドも、いまでも耳にすると心がわくわくと踊りはじめる。
あれから20年も経ったのに、その「いつか」は輝いたまま。
「記憶」から紡ぎだすチカラのカケラ。
よっし、もうちょっとがんばれる

