4月8日(日)快晴

半年ほど前に幼稚園の仕事で来て以来の日高市再訪。
秩父への玄関口に位置する地域なのだが、いつも所沢周りで秩父に行く小生にとってはほとんど馴染みのないまち。
午後イチからは川越で撮影があり、限られた時間で行ける場所ということでその道の延長線上にあった日高市へ足を伸ばしてみることにした。
「モデルさんですか?」
「いえ、そんなことはありませんっ
」エキゾチックな顔立ちと切れ長の目尻に、思わず仕事を忘れてしまったあの瞬間のことを今でも恥ずかしく思う。。。

幼稚園の先生と言う職業柄、まわりに保護者もいたなかで不適切な発言だったことは重々承知しているものの、困惑とともにちょっと怒った感じの先生の表情が日高市にまつわる数少ない思い出のひとつとして今も胸に残っている。
まちの記憶というのも面白いもので、たったひとりでもまち歩きのなかで面白い、カッコいい、素敵だなぁと感じた人がいればまたそのまちに行って見たくなる。逆もまた然り。
そんな半年前の出来事を思い浮かべながら川越から車を移動させること約1時間。
車通りからたった5分入っただけの場所にこんなに洗練された場所があるとは思いもよらなかった。
「聖天院(しょうでんいん)」。
観光客と思われる人たちのほとんどが「拝観料」という言葉に敷地内に入ることを躊躇してしていたので、人が少なくてゆっくりできるかなと思い階段を上ってみた。
入口には200円と書いてあった拝観料も、受付では300円に値上がりし、これじゃ評判よくないよなぁと思いながら門をくぐると、見事なまでの景色がひろがっていた

手入れが施された庭園に、その緑の中に浮かぶ朱の欄干。階段のさらにうえには本堂があるようで上ってみると、これまたスタイリッシュで力強いあうん像が出迎えてくれる。シックスパックに割れた腹筋も見事だった。
本堂の横の桜もちょうど見頃を迎えていたようで、誰もいない敷地内でひとり占めできたのは何よりのご褒美だった。先の朱の欄干は見晴らし台になっていて、心地良い風とともに日高のまちにまたあらたな思い出が刻まれた。
日高市、次回はグルメを探しにまち歩きに行ってみよう

