人は、人生のどこかで、一時でも、赤い糸で結ばれているというようなご縁の深い人と出会うのではないかと思うのです。その人は、結婚相手だったり、恋人だったり、友人だったり、先生だったり、両親だったり、兄弟だったり、会社の上司や同僚だったり、一人くらいは出会ってるものではないでしょうか。
今回、算命学的赤い糸・第9弾として紹介するのは、昨年、結婚された生田斗真さんと清野菜名さんです。
パッと見てわかりますよね。2人とも、甲戌(こうのいぬ)と癸酉(きすいのとり)という干支(かんし)が同じです。干支(かんし)は60種類ありますから、2種類も同じというのは、とても珍しいことです。多くのカップルを見てきましたが、あまり見かけたことがありません。
そして、60種類の干支は、何番目の干支なのか番号がついているので、三角形の図に表すことができます。三角形の重なりも見てみましょう。この重なりも、相性の一つとして見ることができます。
清野さんは同じ干支を持っているので三角形になりません。ほとんど点ですね。生田さんは小さな三角形です。点と小さな三角形が、こんな隅っこで重なるのも、とても珍しいことです。
そして、最初の図をもう1回見てみましょう。
お2人とも、天中殺を持っています。生田さんの場合、申酉天中殺(さるとりてんちゅうさつ)ですが、真ん中に酉(とり)があります。清野さんは、戌亥天中殺(いぬいてんちゅうさつ)ですが、真ん中と右側に戌(いぬ)があります。
前回のブログが参考になりますので読んでみて下さいね(前回ブログ)。
カップルの一方だけが天中殺を持っていると、なかなか理解しあえないのですが、両方が持っているのは理想的です。持っている人と持っていない人が結婚するというのは、大きな違いですから、わかりあえなくて、ストレスがたまることもよくあります。
これだけ相性のよい人と、どこで出会うのでしょうか。
上記のお2人は、夫婦としてご縁ですが、人は誰であれ、夫婦に限らず、上記のお2人と同じくらいご縁のある人と何らかの関係で出会っているのではないでしょうか。お2人の宿命を見て、運命の不思議を感じずにはいられません。人生には、出会うべきして出会う人がいるようです。