一票の格差
この言葉をご存じですか?
テレビでよくやっていますよね。
それで、「これは問題ですねー」などと言い、
専門家が不安をあおるネタです。
どんなことが問題なのか、ちょっと紹介しましょう。
~日の丸劇場・一票の格差~
日の丸学園中等部。
今日は、生徒会長を決める選挙があります。
日の丸学園の選挙は変わっていて、
個人が候補者に投票するのではなく、
クラス内で投票をし、投票数の多い人をクラス単位で投票する、
「クラス選挙区制」を採用しています。
ただ、この選挙制では、問題が色々とあるようです。
なんやかんやで、選挙は無事に終わりました。
3年J組の安倍くんが生徒会長になりました。
すると、3年K組、選挙管理委員の志田くんが
臨時全校集会の時、
「一票の格差」について取り上げられました。
志田
「一票の格差についてですが、
これは大変な問題であると思います。
これ違憲であると思われます。
よって、一票の格差が認められ次第、
違憲により、再選挙を求めます」
生徒A
「そうかもしれないけど、前回の選挙の時は
そんなこと一言も言わなかったじゃないかー」
生徒B
「ていうか、自分が生徒会長になれなかったから
ただのやっかみだろー」
志田
「いいですか!一票の格差が
いかに酷い票の価値が違うか
分からないからそう言えるのです!!
ご覧ください!!こんなに酷いのですよ!!」
そういうと、志田くんは持っていたパネルを
生徒に見えるように掲げた。
パネルには、AクラスとBクラスとCクラスの生徒の人数
A:B:C=30:40:35となっていた。
Aクラスは安倍くん、Bクラスは志田くん、
Cクラスは安倍くんに票を入れていたが、
そのことを問題にしたいようだ。
すると志田くんは、A,B,Cクラスで、
個人がどの候補に入れたか、
それを表すパネルを更に出した。
Aクラスは安倍くんに16人、志田くんに14人。
Bクラスは安倍くんに13人、志田くんに27人。
Cクラスは安倍くんに20人、志田くんに15人。
それぞれそのように入れていることが分かった。
続けて、志田くんはこう言った。
志田
「総合すると、安倍くんよりはるかに・・・はるかに!
安倍くんの方が少ないのです!
それでいいのですか!みなさん!!!!」
生徒A
「そうかも知れないけど、
前回生徒会長が鳩山くんに決まった時は
何も言わなかったじゃないかー。
過去のこと、よく蒸し返すくせに
何で今回は蒸し返さないんだー。」
生徒B
「ていうか、自分が生徒会長になれなかったから
ただのやっかみだろー」
志田
「うるさいうるさいうるさーい!
今回の選挙は不当だ!!
絶対に再選挙をしてやるんだ!!!!」
こうして志田くんは、そのつもりはなかったはずなのに、
自分の野望を全校集会で発表してしまうのでした。
これから志田くんは、
「再選挙」「一票の格差」「不当」「違憲」を
延々と訴え続けるのでした。
おしまい☆
つまり「一票の格差」を訴え続ける志・・・弁護士は
そのようなことを言いたいわけなのです。
今回の例えは、人数が少なくて
少々大袈裟な例えでしたが・・・。
一票に対する価値は、比較をすると
人口最小選挙区・宮城5区>人口最大選挙区・兵庫5区
ということになります。
今回、「違憲」として訴えを出したのが、広島でした。
(記憶にある中で)
でも、広島だと、人口最大選挙区だと言われる兵庫より
はるかに一票に対する価値が大きいと思いますが・・・。
裁判を起こすなら、広島より
兵庫とか東京とか、人口が多いところでやった方が
いいんじゃないかなーって思いました。
小さいところから崩すのが、手口ですかね。