この本は、本当に膨大な数の服装を集めた素晴らしい資料本の一つだと思います。

幕末~戦後の日本人の服装の変化について、写真入りで、詳しく書かれている
とてもありがたい本です。


 

私たちのようなデザインに携わる人間は、自分たちが扱う資料をあまり表に出したがりません。

何を参考にしたのかを表に出すことは、暗黙の了解でなんとなくタブーとされています。

それは、上がってきたデザインのソースが特定される事を嫌うからだと思います。


何となく冷蔵庫の中を見られているのと同じです


根拠のないものを生み出すわけにはいかないので、必ず時代考証は必要になってきます。

ですから、世の中にある膨大な資料の中で、必要な資料をチョイスし、探し出すのが、デザイナーの仕事でもあると思います。この作業が、本当に時間がかかるのです。


人それぞれ目的が違うので、一概にこれがいいですよ!
という訳にはいきませんが、素晴らしい資料に出逢うと、本当にありがたいです。


感謝の意も込め、舞台衣裳家の立場から、素晴らしいと思う本や資料も、これから少しずつまとめて行きたいと思います。