舞台を舞う吉祥天
元々水彩画と色鉛筆で舞台衣装のデザイン画として描いたのですが、ベースの吉祥天のデザインを切り取り、Canvaで製作した背景にアニメーションを加えてコラージュしています。
インドの女神らしい装い
実際の舞台写真がこちら
オリエンタルなテキスタイルの衣は、袈裟を模しています。
幅120㎝×300㎝程の布に、金粉を糊で溶いたものを全て手作業で載せていきます。
舞台照明が当たった時に反射し、身体から光を放っている様を表現する為の工程です。
スカートは、巻きスカートとして加工し、オーガンジーのスカートを脱げば、アラジンパンツ風のバルーンパンツスタイルとなり、別の舞が繰り広げられます。
風を感じる素材を取り入れ、女神の舞を眺めて感動する聴取達という設定のシーンを、実際に劇場で観ている観客にも同じ効果を感じていただける衣装と演出に仕上がっています。