【記事より引用】
うつ病の人を支えるときに必ず知っておきたいこと9個のうち、前回の記事及び前々回の記事で6つまで紹介してきました。
今回は残りの3つです。7:無理に共感しようとしない、8:うつ病について学ぶ、9:回復を気長に待つ、という3つを見ていきましょう。
■7:無理に共感しようとしない
自分が辛い思いをしているときに、その気持ちを共感してもらいたいことってありますよね。ただし、あなた自身がうつ病になった経験がないのであれば、うつ病の人に共感を示すことは避けるほうがいいでしょう。
また、仮にうつ病の経験がある場合でも、症状の程度は人によって様々なので、安易に「辛いよね、わかるわ」といった言葉をかけると、かえって相手を傷つけることになるかもしれません。
うつ病の状態では、物事を悪いほうへ悪いほうへ解釈しがちです。そのため、あなたが相手の孤独感を癒したくて発した共感の言葉も、うつ病の辛さを軽く見ているように受け取られかねません。
■8:うつ病について学ぶ
うつ病について学ぶことによって、誤解したり、対応を誤ったりするのを防ぐことができます。うつ病の症状や進行、回復までのプロセスについて理解できれば、愛する人をよりうまくサポートすることができるようになるでしょう。
たとえば、うつ病の人も、日によっては元気そうに見えることもあります。ただ、一時的に調子が上向いたのを見て、「もう治ったのね」と判断するのは早計です。
「うつ病は症状が安定しません。小康状態を見て“もう大丈夫”と誤解する人が多いのですが、まるで潮の満ち引きのように状態がよくなったり悪くなったりするので、またすぐに症状がぶり返してしまいます」
そう話すのは、心理学者のデボラ・セラーニ氏。セラーニ氏によれば、うつ病で絶望感のある人でも冗談を聞いて笑うことはあるし、また、うつ病の子どもが学校で優秀な成績を修めたり、表面上は明るく見えたりすることもあるのだそうです。
「実際のところ、うつ病は、よくなったように見えてもまだまだ完治していないことがよくあります。見た目ではわかりにくい病気だということを知っておくのは非常に重要です」
■9:回復を気長に待つ
愛する人を支えるためには、回復を焦らず気長に構える忍耐力も不可欠です。
「うつ病は、症状が現れてから回復するまでにかなりの期間を要することもありますが、あなたが気長な姿勢を見せることで、患者も安心することができるでしょう。
気長に待つことで希望が見えてきます。希望を見出すというのは、うつ病の人にとっては難しいことなので、まずはそばで支える人間が希望を持ち続けることが大切です」
うつ病の人を支える過程で、あなたは綱渡りのような気分を味わうこともあるでしょう。「何を言うべきか、言わざるべきか? 何をしてあげればいい? これはNG?」というように、事あるごとに頭を悩ませるかもしれません。
しかし、あなたがそばにいて、いつでも手助けできる姿勢を見せることは、うつ病の人にとって何よりの支えになるということを、どうか忘れないでください。
以上、3回にわたって、うつ病の人を支えるときに必ず知っておきたいこと9つをお届けしましたが、いかがでしたか? あなたの大切な人にもしものことがあれば、ここで紹介した9つを思い出しながら、支えてあげてくださいね。
うつ病の人を支えるときに必ず知っておきたいこと9個のうち、前回の記事及び前々回の記事で6つまで紹介してきました。
今回は残りの3つです。7:無理に共感しようとしない、8:うつ病について学ぶ、9:回復を気長に待つ、という3つを見ていきましょう。
■7:無理に共感しようとしない
自分が辛い思いをしているときに、その気持ちを共感してもらいたいことってありますよね。ただし、あなた自身がうつ病になった経験がないのであれば、うつ病の人に共感を示すことは避けるほうがいいでしょう。
また、仮にうつ病の経験がある場合でも、症状の程度は人によって様々なので、安易に「辛いよね、わかるわ」といった言葉をかけると、かえって相手を傷つけることになるかもしれません。
うつ病の状態では、物事を悪いほうへ悪いほうへ解釈しがちです。そのため、あなたが相手の孤独感を癒したくて発した共感の言葉も、うつ病の辛さを軽く見ているように受け取られかねません。
■8:うつ病について学ぶ
うつ病について学ぶことによって、誤解したり、対応を誤ったりするのを防ぐことができます。うつ病の症状や進行、回復までのプロセスについて理解できれば、愛する人をよりうまくサポートすることができるようになるでしょう。
たとえば、うつ病の人も、日によっては元気そうに見えることもあります。ただ、一時的に調子が上向いたのを見て、「もう治ったのね」と判断するのは早計です。
「うつ病は症状が安定しません。小康状態を見て“もう大丈夫”と誤解する人が多いのですが、まるで潮の満ち引きのように状態がよくなったり悪くなったりするので、またすぐに症状がぶり返してしまいます」
そう話すのは、心理学者のデボラ・セラーニ氏。セラーニ氏によれば、うつ病で絶望感のある人でも冗談を聞いて笑うことはあるし、また、うつ病の子どもが学校で優秀な成績を修めたり、表面上は明るく見えたりすることもあるのだそうです。
「実際のところ、うつ病は、よくなったように見えてもまだまだ完治していないことがよくあります。見た目ではわかりにくい病気だということを知っておくのは非常に重要です」
■9:回復を気長に待つ
愛する人を支えるためには、回復を焦らず気長に構える忍耐力も不可欠です。
「うつ病は、症状が現れてから回復するまでにかなりの期間を要することもありますが、あなたが気長な姿勢を見せることで、患者も安心することができるでしょう。
気長に待つことで希望が見えてきます。希望を見出すというのは、うつ病の人にとっては難しいことなので、まずはそばで支える人間が希望を持ち続けることが大切です」
うつ病の人を支える過程で、あなたは綱渡りのような気分を味わうこともあるでしょう。「何を言うべきか、言わざるべきか? 何をしてあげればいい? これはNG?」というように、事あるごとに頭を悩ませるかもしれません。
しかし、あなたがそばにいて、いつでも手助けできる姿勢を見せることは、うつ病の人にとって何よりの支えになるということを、どうか忘れないでください。
以上、3回にわたって、うつ病の人を支えるときに必ず知っておきたいこと9つをお届けしましたが、いかがでしたか? あなたの大切な人にもしものことがあれば、ここで紹介した9つを思い出しながら、支えてあげてくださいね。
