朗読 ”ヒグラシの鳴く声とヒコウキの飛ぶ音” | 『もの想い』macoto

『もの想い』macoto

詩人・エッセイストmacotoの作品を綴っています。
オリジナル作品の著作権はmacotoにあり、無断で他媒体などに掲載・転載・使用などは禁じております。
Copyright© macoto All Rights Reserved. since2009.02.02.

 

ヒグラシの鳴く声と

ヒコウキの飛ぶ音

詩・朗読:macoto

 

朗読はこちら↓

ヒグラシの鳴く声とヒコウキの飛ぶ音/macoto🍀ポエム朗読

https://www.spooncast.net/jp/cast/3128591

 

 

 

カナカナカナカナカナカナ…



 

少し寂しげに

 

鳴り響くヒグラシの声

 

まるで君のSOSのように思えた



 

都会の雑踏で

 

『助けて』 と叫んでも

 

誰ひとり手を差し伸べない



 

そんな無関心な世の中では

 

自分の存在が希薄に思えて

 

他人を思いやる気持ちすら

 

見えなくなってしまうのだろうか



 

カナカナカナカナカナカナ…



 

必死に 『私はここに居るよ』 と

 

絞るような叫びをあげても

 

その鳴き声を掻き消すように

 

ゴォーーーーーーっと

 

轟くヒコウキの飛ぶ音が

 

君を透明人間のように

 

見えなくしてしまう



 

それでも僕は

 

君の伸ばしたその手を

 

掴んで離さないよ



 

無関心とは反対の世界に

 

ふたりで手を繋いで行こうよ

 

 

 

 

 

※2010年8月14日のポエムより

 

 

 

 

 

Copyright© macoto All Rights Reserved.

※BGMは甘茶の音楽工房様より

「夏の霧」をお借りしました🙇

※ヒグラシの鳴き声のSE音は

オニギリ鈴木様よりYou Tube

動画の音をサンプリング加工し

使用させて頂きました🙇感謝

元動画→こちら

 

 

 

202108061700制作 朗読

201008141730初稿 ポエム詩集

202108061730投稿

 

あとがき

今回の朗読は少し凝って

iMovieで編集してBGMと

ヒグラシの鳴き声の音を

サンプリングして合わせ

て朗読用BGMにしました。

 

ヒグラシの鳴き声の許諾は

チャンネル主が最終投稿が

半年前でいつ返信が来るか

分からないので使用の報告

を先に入れて許諾待ちです🙇

 

使用を拒否された場合は

このSE音部分を削除して

録り直さなければならず

この朗読は削除になる

可能性があります🙇

 

私はこのヒグラシの音が

一番しっくり来たので

是非、許可を頂けると

有り難いのですが…😅

 

You Tube動画にしようと

準備はしましたが

音源使用許可が降りて

から考えようと思います😌

 

 

 

 

 

 

 

 

macotoの著書(Kindle電子書籍限定)