たったひとつのことばで
詩・朗読:macoto
朗読はこちら↓
https://www.spooncast.net/jp/cast/3007628
むかしむかしあるところに
じしんのないひとがいました
そのひとはあることにきずつき
ずっとじぶんをせめていました
そのことばはあるひとりのひとの
こころないことば
そのひとはとてもきずついて
じぶんのかちをわすれました
そのことばしかみえなくて
ほんとうのじぶんがみれません
たったひとつのことばで
そのひとのじんせいはかわりました
ほんとうはたったひとりのことば
みんながみんなじゃないのに
そのひとはそうおもっているだけで
ちがうひとはそうおもっていないよ
じぶんをきずつけることばより
じぶんをあいしてくれることばを
ちゃんとうけとめよう
たったひとつのことばで
じんせいをかえるのなら
たいせつなひとのことばで
※あとがき(朗読あり)
相手にとっては何気ない言葉や
悪気のない言葉であっても
自分にとってはその後の人生を
大きく変えることもあります。
その言葉をひきずって
何年も何十年も縛られて
自分を愛せなくなったり
自分を傷つけたりして
辛い毎日を送ることもある。
だけどその言葉ひとつに
自分のすべてを否定され
自分の行動を支配されることは
その相手に支配されていると
早く気付くことが大切です。
なぜ自分の人生なのに
その相手のために自分が
苦しまなければならないの?
そんなときには心のなかで
「あなたはそう思うのね?
でも私はそうは思わない!」
そう言い聞かせて自分や
周りの愛してくれる人たちの
言葉を思い出しましょう。
自分を傷つけたり
よく知らない人の言葉に
自分の人生を預けてはいけない
あなたを愛してくれる人は
かならずいるのだから。
※2021年5月4日のポエムより
Copyright© macoto All Rights Reserved.
※BGMは甘茶の音楽工房様より
「天使の夢」をお借りしました🙇
202105040100初稿 詩集
202107042200録音 朗読
202107161000投稿
あとがき
朗読がしやすい詩と
読んだ方が伝わりやすい詩
本来なら分けることなく
耳で聴いただけで伝わる
作品を創ることが理想的です
それでも文字にして読む詩
耳で聴いて心に入ってくる詩
様々な表現方法をこれから
もっと意識しながら
作家として精進したいものです
小難しい表現をするより
シンプルな言葉で
伝わる表現をできるように
なりたいものだなぁ…
みつを→まこを(笑)
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