朗読 ”たったひとつのことばで” | 『もの想い』macoto

『もの想い』macoto

詩人・エッセイストmacotoの作品を綴っています。
オリジナル作品の著作権はmacotoにあり、無断で他媒体などに掲載・転載・使用などは禁じております。
Copyright© macoto All Rights Reserved. since2009.02.02.

 

たったひとつのことばで

詩・朗読:macoto

 

朗読はこちら↓

たったひとつのことばで/macoto🍀ポエム朗読+α

https://www.spooncast.net/jp/cast/3007628

 

 


むかしむかしあるところに

 

じしんのないひとがいました

 

 

 

そのひとはあることにきずつき

 

ずっとじぶんをせめていました

 

 

 

そのことばはあるひとりのひとの

 

こころないことば

 

 

 

そのひとはとてもきずついて

 

じぶんのかちをわすれました

 

 

 

そのことばしかみえなくて

 

ほんとうのじぶんがみれません

 

 

 

たったひとつのことばで

 

そのひとのじんせいはかわりました

 

 

 

ほんとうはたったひとりのことば

 

みんながみんなじゃないのに

 

 

 

そのひとはそうおもっているだけで

 

ちがうひとはそうおもっていないよ

 

 

 

じぶんをきずつけることばより

 

じぶんをあいしてくれることばを

 

ちゃんとうけとめよう

 

 

 

たったひとつのことばで

 

じんせいをかえるのなら

 

たいせつなひとのことばで

 

 

 

※あとがき(朗読あり)

相手にとっては何気ない言葉や

悪気のない言葉であっても

自分にとってはその後の人生を

大きく変えることもあります。

 

その言葉をひきずって

何年も何十年も縛られて

自分を愛せなくなったり

自分を傷つけたりして

辛い毎日を送ることもある。

 

だけどその言葉ひとつに

自分のすべてを否定され

自分の行動を支配されることは

その相手に支配されていると

早く気付くことが大切です。

 

なぜ自分の人生なのに

その相手のために自分が

苦しまなければならないの?

 

そんなときには心のなかで

「あなたはそう思うのね?

でも私はそうは思わない!」

そう言い聞かせて自分や

周りの愛してくれる人たちの

言葉を思い出しましょう。

 

自分を傷つけたり

よく知らない人の言葉に

自分の人生を預けてはいけない

あなたを愛してくれる人は

かならずいるのだから。

 

 

 

※2021年5月4日のポエムより

 

 

 

 

Copyright© macoto All Rights Reserved.

※BGMは甘茶の音楽工房様より

「天使の夢」をお借りしました🙇

 

 

202105040100初稿 詩集

202107042200録音 朗読

202107161000投稿

 

あとがき

朗読がしやすい詩と

読んだ方が伝わりやすい詩

本来なら分けることなく

耳で聴いただけで伝わる

作品を創ることが理想的です

 

それでも文字にして読む詩

耳で聴いて心に入ってくる詩

様々な表現方法をこれから

もっと意識しながら

作家として精進したいものです

 

小難しい表現をするより

シンプルな言葉で

伝わる表現をできるように

なりたいものだなぁ…

みつを→まこを(笑)

 

 

 

過去ポエムの目次はこちら

 

ブログの総合目次はこちら

 

 

 

macotoの著書(Kindle電子書籍限定)