ありが十 | 『もの想い』macoto

『もの想い』macoto

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あつかった夏が過ぎ

 

りんと咲く秋桜を横目に

 

がんばって散歩した

 

十月ももう終わりだね

 

 

 

あめの日にはあめの音を

 

リラックスして聴いていた

 

がらんどうの孤独な心音

 

十月ももう終わりだね

 

 

 

あかりの消えた暗い部屋に

 

りんどうの花のような君

 

がまんしてばかりの僕に

 

ときめきをくれたのは

 

うつくしい心の君でした

 

 

 

さりげない優しさの君と

 

よるにおかしくなる僕

 

うまくいかないのは

 

なんども繰り返す僕のせい

 

らしくないのは恋のせい

 

 

 

君の思いやりに気付かず

 

へりくつばかりの僕に

 

感電させて傷つけたこと

 

謝まらせてほしいよ

 

 

 

ごめんね

 

面倒くさいやつで

 

なんど謝っても足りない

 

さりげない優しさではないけれど

 

いまの僕の精一杯の感謝を君に

 

 

 

 

 

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202010291615 詩集(ポエム)

 

あとがき

10月もう少しで終わりですね

うつ病の寛解を目指して

散歩を始められたのは

大きな変化だったと思います

 

手放すのは諦めたからでなく

変化するためだと思うことを

自分にも言い聞かせて

認知行動療法をもっと学び

自分を大切にしながら付き合い

周りも大切にできるように

あせらずペースを崩さぬよう

ゆっくり人生も散歩します

 

キバナコスモスの花言葉は

「自然美・幼い恋心・

野性的な美しさ」で

リンドウの花言葉は

「悲しんでるあなたを愛する」

 

自然と選んだ花の名の

花言葉を調べてみると

ピタリと合うものですね

 

 

 

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