人の心を利用し消費する社会 | 『もの想い』macoto

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最近のインターネット社会は

 

なんでもありな混沌の末期に

 

なっている気がします

 

 

 

精魂かけて生み出したものを

 

美味しい所だけ持っていく輩

 

微笑みながら殴りつける輩

 

素知らぬ顔で本物を演じる輩

 

そんななんでもありな終末の世

 

 

 

世界中であちこちで起きていて

 

現実社会がインターネット上にも

 

色濃く反映されている気がします

 

嘘の情報が真実の顔をしている

 

偽の聖者が縋る愚者から毟り取る

 

悪知恵を働かせて知恵を掠め取る

 


 

現実でも生きづらくて

 

インターネット社会に逃げ込んだ

 

心に傷を持つ繊細な人たちが

 

現実社会と同じように

 

インターネット社会でも

 

生きられなくなる世界

 

そんな行き場のない

 

私たちの居場所を奪うのは

 

いつだって小賢しい輩たちです

 

 

 

 

 

居場所を失ったものたちが

 

辿り着く先は二者択一

 

希望と絶望の狭間で

 

私たちは生き残るために

 

自分の心を守るための

 

自分だけの居場所を作るしか

 

心を消費される社会から

 

抜け出せないのかもしれません

 

 

 

利用されている人は

 

心を巧みに縛りつけられてるのに

 

自ら選んでいる錯覚に気づかず

 

選ばされてるのに選んでると誤解する

 

 

 

自分で自由に選ぶということは

 

それだけ責任と義務も大きくなる

 

そのため後悔も大きくなるから

 

なんとなく耳障りのいい誘導に

 

人は安心感を得て選ばされてしまう

 

 

 

一時期は幸福感を得られますが

 

そのからくりに気付いたとき

 

人は心が消費された事実に気付きます

 

 

 

心が利用されて消費された人は

 

なにもかもが空虚になって

 

やがて社会から離れて行きます

 

 

 

人生でなによりも大切にするのは

 

地位でも名誉でもお金でもなくて

 

自分だけしか持たない心なのです

 

 

 

心さえ健やかであれば

 

どんな病や障がいであろうと

 

しあわせでいられるのだと

 

終末の世に感じているのです

 

 

 

 

 

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202010272100 初稿 エッセイ『もの想い』

 

あとがき

最近は芸術家や生産者など

盗作や盗難などで

心を痛めるニュースを

よく目にします

 

心をギリギリまで削って

生み出した作品などを

容易に真似をする卑怯者や

何年もかけて育成してきた

我が子とも言える生産物を

いざ出荷いざ収穫という

直前に盗むような犯罪が

起こる度に心が締め付けられます

 

それと同じようなことが

インターネット上のブログや

SNSなどでも平気で行われています

 

そういう製作者や著作者の

努力やアイデアを盗む行為も

人の心を盗む卑劣な行動と

慎むべきであり偽物だらけで

つまらない社会に利用されぬよう

しっかりと心に刻んで

いかなければともの想うのです

 

今後とも未熟者のmacotoですが

読んでくれる誰かに寄り添った

言葉を綴って生きたいと願って

PCの画面を閉じます😌

 

 

 

 

 

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