自分とは【macotoの認知行動療法】 | 『もの想い』macoto

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今日は認知行動療法の一環で

 

「自分」とはなんだろうと

 

考えてみることにします。

 

 

 

「自分」または「自己」とは

 

辞書で調べるまでもなく

私macotoのことですね。

 

 

いま読んでるあなた自身も

あなたからみれば「自分」です。

 

 

また関西の方では「自分」と

読んで「相手」を指す意味の

言葉遣いもありますよね。

 

 

そう考えると「自分」とは

「自分以外の誰か」と同じ

なのかもしれないと思います。

 

 

きっとね

 

誰だって生きているなかで

一度くらいは「死にたい」と

 

思ったことはあるでしょう

 

 

でも実行に移す前に

頭に浮かぶのは

 

「自分以外の誰か」という

「自分」が思い浮かぶでしょう

 

 

 

それこそが「自分」なのです

 

 

 

「自分」が思い浮かべたひと

そういうひとたちも「自分」

 

そんなたくさんの「自分」が

あなた自身を「自分」と認識

させてくれる存在なのです。

 

 

「自分」のことのように

「相手」を想うことは

「自分」を想うことにもなる

 

「相手」も「自分」と同じ

たったひとつの命なのです。

 

だから「自分」は大切なのです。

 

 

 

私のやっている認知行動療法も

 

「自分」を認めて

偏った行動や考え方のクセを

修正することによって

 

落ち込んだり凹んだりしても

ずっと引きずらないように

 

「自分」と付き合っていく

よりよい方法をみつけるためです。

 

 

 

私は15年前に離婚してから

 

まだ若かった彼女を傷つけて

しまったことを後悔しました。

 

 

しかしそれはお互いが

話し合って決めたことで

その先のお互いの人生は

お互いの責任で生きること

 

それまでの私は反省しても

それからの彼女の人生は

私がどうこう考えても

仕方のないことなのです。

 

 

 

私の誕生日は

その彼女との結婚記念日と

その彼女との離婚した日

 

それはあえて「自分」が選び

「自分」の覚悟と戒めでした。

 

 

「誕生日」は

「自分が生まれてこれた

 感謝の気持ちを伝える日」

 

生まれてこれてありがとう

産んでくれてありがとう

生かしてくれてありがとう

ここまでがんばって

生きてこれてありがとう

 

そういった気持ちを

 

命を与えてくれている

「自分」を認識してくれる

周りにいる「自分」たちに

 

「ありがとう」と伝える日

 

そう思うようになってから

私は「誕生日」に

 

誰かに祝ってもらう気持ちは

一切なくなり穏やかに過ごしています。

 

 

 

離婚したことに傷つき

そのことで周りとの関係も

 

自分から断ってしまい

家族・親戚の確執からも逃げ

 

一人ぼっちになった私でも

あるタイミングで

 

また人と繋がりたいと

思えるときがきました。

 

 

 

だからブログも再開したし

笑ったり泣いたりできる

誰かと心が繋がるだけで

 

「自分」が生きてると実感する

 

 

 

別にブログじゃなくても

なにかの作品でも

顔見知りとの挨拶でも

好きなことに没頭するでも

 

そこにあるものは

すべて誰かや何かと

繋がっていると気付くこと

 

それを感じると

「自分」を「自分」で

認識できるようになるなぁ

 

…と最近はもの想う

macotoなのでした。

 

 

 

 

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202010251000 初稿 認知行動療法

202010251030 改稿・修正