『 無 』
なにもないということ
一日なにもしないでいよう
『 無理 』
できないことをやろうとすること
無理をして頑張り過ぎれば収まらない
『 無茶 』
でたらめで普通じゃないこと
無理しないでときには無茶をしよう
普通にしてたらなにも変わらない
『 無垢 』
煩悩から離れてけがれがないこと
心をときには真っ白にしてみよう
『 無駄 』
役に立たない効果や効用がないこと
それって本当でしょうか
ときには無駄と思えることも
いつかどこかで誰かの役に立つ
そんなこともあるかもしれません
『 無視 』
あるものを無いもののように扱うこと
本来はいじめの手段としてではなく
空(くう)という仏の教えに近いもの
体という目に視えるもの
目に視えるものを敢えて視ないこと
『 空 』
仏教全般の基本的な教理で
一切の法は因縁によって生じたもの
我体・本体・実体と称すべきもの
なにもない空(むな)しいこと
心という目に視えないもの
すべてを空っぽにしてみること
ときには空を味わってみる
『 無 』
なにもしないということ
なにも考えないということ
それがどれだけの贅沢なことか
知っているひとは少ない
私は無の境地をこれから味わってみます
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202008121400エッセイ『もの想い』