透明なもの

澄み渡る青空を見て

君はそれを僕だと言った

空は誰も傷つけないのに

僕は君を傷つけてしまった

透き通る清流のような

君の笑顔を見て

僕は自分の心を曇らせた

屈託のない純真無垢なものを

目の前にすると

人は自分の醜さを映し出し

それを汚したくなるのかな

だから君はそのままで居て

その笑顔を僕は見て居たいんだ

きっと透明なものは

いつも透明で目に見えない

だから大切なものなんだね

Copyright　macoto　All Rights Reserved.

201309211830詩集（ポエム）