いじめの歴史【2011年11月11日再投稿】 | 『もの想い』macoto

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人は常に畏敬の念とともに生きてきた

 

神や仏のような目に見えぬ存在や

 

自分よりも強く食われてしまうものなどへの

 

畏れ敬う気持ちは生存への執着とも捉えられます

 

 

 

また逆に自分よりも弱い者に対しては

 

まるで自分が神や仏であるかの如く振る舞い

 

その優越感に浸りことごとく侵してきた

 

脳を発達させ技術を取り入れることで

 

畏敬の念を抱いていた者すら食らうようになる

 

 

 

元々人間は他の動物たちを畏れ

 

いじめられるように襲われていた

 

武器を持たぬ人間は野獣などの餌だった

 

きっとその時代の記憶が遺伝子として

 

今の時代にも引き継がれているのかもしれない

 

 

 

たとえば30人居たら必ずそのうちの誰かが

 

変わり者扱いや程度はあれどいじめが起こる

 

そしてそのいじめられっ子が居なくなれば

 

また別の誰かがその代わりとして選ばれる

 

きっとそこには引き継がれてきたいじめの歴史が

 

延々と続いてきたのだろう

 

 

 

そのいじめから抜け出すためには何が必要か

 

そもそもいじめはなぜ起こるのかを考えると

 

その答えが導き出されるような気がします

 

 

 

・集団のなかでは自分の正常な判断が損なわれがちで

いじめはよくないという抑制心を失ってしまう

 

・自分ひとりではないという責任感の薄れ

 

・群集心理による興奮の高まりや責任分散

 

・価値観の狭さによる不寛容

 

・自己能力が脅かされることによる恐怖心

 

など様々な理由から起こるものだと思います

 

 

 

そして人が攻撃的になるにはいくつかの条件があります

 

・人は匿名性が確保されると攻撃的になる傾向がある

 

・赤信号みんなで渡れば怖くない的な集団心理

 

・ストレスや睡眠不足などの自己不快を解消のため

 

・集団になることで極端な正当性を作り出したとき

 

など他にも様々な条件があると思いますが

 

どれもこれも自分勝手なものが目立ちます

 


 

そのいじめから抜け出すためには何が必要か

 

まずいじめが他人事ではないと自覚すること

 

周囲の人たちに関心を持つこと

 

他人そして自分に対しても思いやりを持つこと

 

そしていじめる側もいじめられる側も強くなること

 

その強くなるというのは肉体的なことではなく

 

精神的にであって視野が狭くなったりしないように

 

戦うことも逃げることも選択肢だと判断できるようになる

 

 

 

助けを求めても構わないんです

 

何度でも誰にでも救いを求めても構わないんです

 

そのかわり依存せずに自分を磨き

 

自信をつける努力をすることを忘れないでください

 

 

 

人は意識をすることで大きく変われます

 

上記で挙げたいじめに繋がるいくつかの要素を

 

自分の事として意識することが大切です

 

 

 

いじめる側も人の痛みを意識することで

 

いじめられる側も人が何を面白がるかを

 

そして人の心理を意識することで

 

いまの自分を変えてゆくことができます

 

 

 

私は小学生の頃に

 

ガキ大将にいじめられた経験があります

 

他の生徒の前で校庭の真ん中に行くまで

 

ガキ大将が隣りを歩き

 

一歩歩くたびに太ももを殴られたりしました

 

それでも媚へつらうことなく平然とした態度を取りました

 

最後にはつまらなくなったのかいじめは無くなり

 

その後そのガキ大将とは仲良くなりました

 

 

 

中学生の頃にいじめた経験もあります

 

暴力的なことではなくその相手の

 

身体特徴をからかってしまったのですが

 

そのいじめた相手が登校拒否になりました

 

そして先生に諭され反省したうえで

 

自分が馬鹿なことをしていたと気付かされました

 

その先生からプリントを届けに行ってやれと

 

いじめた相手の家に行って心から謝りました

 

そして打ち解けていじめた相手とは仲良くなり

 

他にいじめる奴がいたら彼を守りました

 

 

 

そんな経験を通していじめる人もいじめられる人も

 

同じような弱さを持った未熟な人間であり

 

まずそこに気付くことがそこから抜け出すための鍵

 

人は弱い生き物だけど強くなれるんだと

 

気付き意識することで変われるのだと思います

 



近年いじめの手口も巧妙になり

 

インターネットなどで変にずる賢くなっているいじめ

 

まず自分が気付くことが

 

いじめというくだらない差別から抜け出し

 

共存共栄の精神で強くなるために必要なのでしょう

 

 

 

私は自分からの視点だけでなく

 

相手の視点や客観的な視点など

 

様々な角度から物事や気持ちを考えられるような

 

思いやりのある人間になりたいと思っています

 

まだまだ未熟な人間の切なる願いです


 

 

 

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201111111111『もの想い』macoto

 

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2011年11月11日11時11分11秒

この1並びの瞬間というのは

占星術的にも特別な星回りで

大きな変化をもたらすそうです。

 

なので扱うにはデリケートで

とても難しい問題について

macotoなりに『もの想い』ました。

 

様々な意見や反論もあると思います。

あくまでもmacotoとしての願い

人生を変えてしまうほどの影響を

与えてしまいかねないいじめが

この日を境にひとつでも減ることを

強く願っています。

 

この記事は何度も上げて

繰り返し訴えかけていきます。

 

 

※この記事は過去記事の

再投稿です。一定期間後

元の投稿日時に戻します🙇