現在、かなり真剣に木造の改修方法を学んでいます。
そして多くの情熱的な先生と出会う機会があり、やはり動けば
動いた分世界は広がってきているようです。

出会いは大切。自ら出て行くべき!

元々は、心身ボロボロ状態からの社会復帰を果たすために自分の手で
家を直す、くらいのつもりでいたのが、どんどん夢が膨らみ、
改修後は建築のサロンにしたいと思うようになったのが去年の今頃。

まだロンドンで鬱病と戦っていた時に「ウツ+自殺」みたいな検索を
かけて栢野さんの事を知り、自分のことをここまでさらけ出す事が
できるとは何と凄いと鬱ながら感銘。いつか会いに行こうと決め
実際お会いしたのが4年後、去年の7月でした。
そこで、どんどん進め!とのご指示をいただき、どんどんやってます。

講習会でもメーカー主催のものは、タダでお土産付きだったり
しますが、(多分どこの分野でも同じだと思う)タダでもらえる
情報なんて物はたかが知れているし、お土産くれる人が自分達の
都合の悪い事を教えてくれるわけがありません。

私の出る講習会は、受講料を払い(もちろん交通費も)、講師も
一線で活躍されている方や大学の教授で、教えてもらう内容に
偏りがありません。経済的にも肉体的にも大変といえば大変
なのですが、しばらく日本を離れていた上、病んで実践から
離れていた私にはこれくらいの勢いで丁度良いようです。

いつか学んだ事を、必要としている方々に還元しますね。

近い所では、数年前からの知り合いが、実はファイナンシャル
プランナーで(名刺に印刷してあったのに全然気づかなかった!)
一緒に勉強会しようということを話し合ったり、漢方薬を主に
扱う薬剤師さんと価値観が合い、将来の彼女の薬局兼診療所の
夢を語り合ったりと、建築外にも意気投合する人が現れ始めました。

老犬介護は、改修のための設計に大事な位置を占めていましたが
ワンコが先月天寿を全うしたことで必要なくなったので、これから
本格的に計画に入って行こうとしています。

とても前向きな気持ちでいます。

アクセス解析で、部屋+増築で検索してお越しくださった方が
何人もいらっしゃることがわかりました。
今日は、私に部屋の増築の依頼があった場合どうするかを
書いてみます。

まず、



「いらないものを処分して下さい」


とお願いします。全てはそこから始まります。

それから残ったものをどこにどう納めるか話し合って決め、
その後で本当に必要なスペースがどれくらいかを詰め、
それでもやっぱり増築が必要だったら

現在のお家の状態をしっかりと調査し(耐震診断も含む)
増築しても建物のバランスを崩さない様に設計し、
増築工事をしつつ、現状での悪い部分を直し
出来上がった時には前より強くて美しいお家になっている

というプロセスを踏みます。

建物にかかる地震力は、建物全体の重さが重いほど不利になるので
不要物を処分するのは地震対策にもなるのです。

最初の段階でモノの処分ができなかったら.....
その時点でお話はなかったことに......。


ロンドンで8年半過ごしたからといって、決して英国好きになって
帰ってきた訳でなく、逆に日本の事が大好きになった私ですが、
一つだけ行って良かったなーと思うことがあります。
それは、私に対する他人の目が全く気にならなくなった事です。

ロンドン在住の時、友人がしみじみと「郵便の宛先を書く時、
日本だと都道府県~市町村~番地、その次に個人の名前だけど
ここではそれが全く逆なんだねー」とつぶやいた事があり、
それは、日本だと属するグループがどんどん小さくなって
そこに個人がいるけれど、英国だと個人がまず最初だという
意味で、確かにそこで生活してみるとそうなのでした。

例えば日本だと私は「40代前半の女性」の中にいて、
長く独身でいたり、子供がいなかったり、常にフラフラ
どこかに出かけていたりと、グループの平均値から
かけ離れています。そしてその事で不安を感じたり、
恥ずかしいと思う事も多いと思うのですよ。

ところが英国だと、私がいくつだろうと、独身だろうと、
30代で大学生だろうと、家にテレビがなかろうと、誰も
何にも気にしない。それは私に関心がないわけでなくて
そんな私を私として認めてくれているのでした。

日本は新製品が売れる国だとよく聞きます。お隣が
テレビを買いかえたら自分もそろそろかな、と思ったり
両隣が新車になったら、うちも買うべきか!?と迷ったり、
皆が持っている物や、していることを、持ったりしたり
してないと不安になったりしますよね。

でも「私は私」と思える様になったら、とても楽になって
そこから自分らしい生活が始まると思います。自分には
何が必要で何がいらないか、というのがはっきり見えて来ます。
お家づくりにも、本当はそれがとても大事です。

そうは言っても、そう簡単に「私は私」という域に達するのは
難しい。でもそれは平均値からちょっとしか離れていないからで
そういう場合は


平均からぐっと離れてみる

のが良いと思います。友達だと思っていた人達が
ぐっと引いて行ってくれたりしますが(爆)でも今度は平均から
離れている人同士の知り合いができたりするので大丈夫。
私の周りもそんな人ばっかりです。