孤島で繰り広げられる黄金バットと恐竜の死闘。
シルバーバトンで尻尾を着られた恐竜は、戦意を失い逃げて行く。
その時、黄金バットは落ちていてマリーのブローチに気が付いた。
やはりマリーはこの島に来ていたのだ。
そこにマゾの円盤がやってきたため、黄金バットは木陰に身を隠した。
円盤から出て来たマゾは、この島で黄金バットと決着をるけるつもりのようだ。
黄金バットをおびき出すために、マリーをこの島にさらってきたマゾ。
ここは前世紀の島、恐竜がウジャウジャいる。
海流と気温の関係で大昔のままの環境に加えて、幾度もの水爆実験で恐竜の繁殖が進んだ島なのだ。
マリーを捕えてある洞窟にマゾが来た。
マゾ一味はここで黄金バットを待ち伏せするつもりである。
狙い通り黄金バットが現れた。
マリ-の見張り役のベビーがレーザーガンを撃つが、黄金バットには効かない。
そこでベビーは、マリーを恐竜の森に突き落とした。
マリーが落ちた先には、肉食恐竜ティラノザウルスがいる。
ティラノザウルスに襲われるマリー。
あわや踏み潰されるか!
その時に黄金バットが助けに来た。
だが黄金バットが恐竜と闘っている隙に、ベビーがまたしてもマリーをさらっていく。
一方、ヤマトネ博士達もスーパーカーでこの島に到着していた。
マリーのブローチからは特殊な放射能が出ており、探知機の役目を果たすのだ。
ヤマトネ博士とタケル、ダレオの3人は、いきなり怪鳥に追い立てられ、森に逃げ込む。
この島ではどんな恐竜がいるのか分かったものではない。
ヤマトネ博士の到着はナゾーとマゾも察知していた。
しかし、狙いは黄金バット。
マゾはマリーを使って、黄金バットを硫黄の谷に誘い込む。
硫黄の谷では、決まった時刻に硫黄が吹き出す。
生物が硫黄を吸うと、死んで骨しか残らない。
岩に縛り付けられたマリーを助けに黄金バットが来たとき、丁度硫黄が吹き出してきた。
さすがの黄金バットも硫黄のガスには弱かった。
苦しみながらもマリーを助けて谷を登ると、そこは恐竜の森。
怪鳥、四足恐竜と次々と現れる恐竜と闘う黄金バット。
そこに、ダレオの悲鳴が聞こえてきた。
ヤマトネ博士達の前で恐竜同士が争っている。
勝ち残ったティラノザウルスがヤマトネ博士達に襲い掛かる瞬間、黄金バットが現れた。
その時、島に雪が降り出した。
急激に温度が下がる島。
このままでは絶対温度まで下がるだろう。
ナゾータワーは逃げ出し、恐竜たちも見る見る凍って行く。
黄金のこうもりによってスーパーカーに辿り着いたヤマトネ博士達も島を後にした。
前世紀の島は、海流の変化によって氷河期に入ったのだった。
☆☆☆・・・損はない