「トリトン行く ゴンドワナの喉へ」
「トリトン行く ゴンドワナの喉へ」
トリトンが紅海から地中海へ抜ける動きを、クラゲが触手を介してポセイドンへと伝えていく。
ポセイドン族は紅海にガダルを配し、トリトンを待ち受けることにする。
紅海を進むトリトンは、一匹の子供のジュゴンと出会う。
ジュゴンは、ガダルに食べられるとを恐れていた。
ガダルは片っ端からジュゴンを食べているらしい。
ガダル、それはどんな怪物なのか?
ガダル、それはウニのように全身にトゲを持った球体の怪物だった。
トゲを飛ばして獲物を仕留め、ガダル同士で合体して巨大化もできる。
一度はオリハルコンの剣の輝きでガダルを始末したが、ゴンドワナの喉にはまだガダルが潜んでいるらしい。
ジュゴンたちに案内されてゴンドワナの喉に着いたトリトン達。
そこは小さな洞窟がいくつも連なった迷路であった。
まずはトリトンが一人でゴンドワナの喉に入っていく。
すると、どこからかダガルのトゲが飛んできたではないか。
まるで意思があるように自在に攻撃してくるガダルのトゲ。
実は一本一本のトゲの中の不定形物こそが、ガダルなのであった。
ガダルに纏わりつかれながらも、ピピ達の助けによりトリトンはダガルを殺し、ゴンドワナの喉を通り抜け地中海へ向かう。
緑色の半漁人、ゴルセノスが待ち受けている地中海へ・・・。
☆☆☆・・・損はない