噛みつき魔ブランチー。
1本目はあっさりタイガーが取るが、2本目に入りブランチーの噛みつきが襲う。
相手の足が開いた瞬間にウルトラタイガードロップを仕掛けるが、ミスタ-・クエッションと同じ方法で破られてしまった。
もはや、ウルトラタイガードロップは効かないのか?
一方的に攻撃を受けて、タイガーは2本目を落としてしまう。
試合は、ラストの3本目。
相変らずのブランチーの反則攻撃が続く。
もつれあってリング下に落ちた2人。
その時、プロレス会場に不気味な笑い声が響いた。
停電となった会場に再び電気が灯った時、その男は現れた。
全身真っ赤な男。
その名は、赤き死の仮面。
足元には、流血し真っ赤に染まったブランチーが倒れたいた。
ブランチーにのしかかり、噛みつき攻撃を行う赤き死の仮面。
ブランチー顔負けの吸血ぶりだ。
あまりの所業にブランチの盟友マーティンとレナードが止めに入るが、あえなく返り討ちに会ってしまう。
一度に2人のレスラーを相手にして、気絶させてしまうほどの実力だ。
気絶してもなお攻撃する赤き死の仮面を止めようとするタイガー。
だが、そこに現れたミスターXによって、この男が虎の穴の使者だと知らされる。
本場アメリカのレスラーが、逃げ出すという赤き死の仮面。
2000の反則技を駆使する男である。
挑戦を受けたタイガーはどうするのか?
思い悩んだ直人は大門に会いに行く。
赤き死の仮面が現れたからには、リングを捨て逃げるしかない。
そう諭す大門。
だが直人は、このままリングを去ることはできない、と断る。
子供たちの手前、勝ち目がないからと言って逃げるわけにはいかないのだ。
☆☆☆・・・損はない