前話の続きですが、マンホール蓋の話です。
(記事を二つに分けました。すでに分割前の記事をご覧になられた方々には、申し訳ないですが、内容から分けた方が良いと書き直しました (-_-;) )
この中山寺には両手を出して数えるくらい参詣しているのに、マンホール蓋を観察したことがなかったのですよ~、うかつでした。
駐車場までの帰り道、下を見たらスミレをデザインしたマンホール蓋があるではありませんか !!
そして気がついたのは、参詣の人々に踏まれてすり減ったマンホール蓋は、セメントで補強されているのです。
例をお見せしましょう
すり減っていない、かな表示のマンホール蓋
ローマ字表示の蓋
すり減ったものは、滑り止めを考えたのでしょうかね、砂をセメントで固めている様子です
長い年月絶えず人に踏まれた石はすり減るということを、目の当たりに見てきました。鉄でも同じことが起こるのですね ! びっくりです。
ドイツケルン市の大聖堂では、尖塔に登る狭い石階段がすり減って丸くなったり、へこんでいたりしていましたし(証拠写真は昔なので見つかりませんでした)、北京の万里の長城でも石畳・階段がツルツルで、ここが通りやすいという場所は極端にへこむほどすり減っていました。
万里の長城 撮影は2009年10月4日です ↓
↑ 私がすり減りの写真を撮ったのと同じように、地元の中国の方が
写真を撮ろうとしていますよ!!
摩耗の跡を矢印で示してみました
久しぶりのマンホール蓋紹介記事でしたが、直径25センチくらいの汚水配管の蓋でもスミレのデザインがありました。
さすが、宝塚市ですね。下水配管用の小さい蓋にもスミレデザインですよ
カラー版があったら良いのになぁと思いました。