2007年7月下旬に上海に赴任し、会社にアパートを手配してもらいましたが、当地ではシャワートイレなどが付いている物件は無く、入居後大家さん(正確には契約窓口の不動産会社)に要求して、シャワートイレの取り付けを依頼しました。

 

2007/8/4 昼の工事状況


今日は工事業者(20歳くらいの青年一人)がシャワートイレを取り付けに来ました。

ところがこの工事人がとんでもない輩で、工事技術がまず雑です。水道元栓を止めずに、シャワートイレ用水道管の接属をやるものだから、水が風呂場のなかに洪水のごとく流れ出し、さらに居間や寝室のほうにまで溢れ出した。

 

大騒ぎになったのですが、状況から推定して、その業者は 「元栓はどこだ? (あるいは 「元栓を閉めてくれ!!」 ) とわめいているのではないかと思うのですが、中国語なので私には全くわからない。

 

こっちは(仮に推定が有っているとして) 「そんなこと知るか!! 住んでまだ十日ばかりなのに」 という怒りの心境です。

事態が好転しそうもないので、日本語のわかるここの不動産屋に緊急電話して、その不動産屋が更にこのマンションの警備会社に電話して、元栓のあるところの鍵をあけて止めてくれるまで約10分。

 

どうやら大変な国に来てしまったらしい。だいたいバスタブの栓が壊れたままで、外れている。つまり、お湯をためることができない。

 

大家への 「栓を直してくれ」 という要求には、 「わかった、修理する」 と返事はあるのだが、一向に直しに来ない。

 

日本であれば、一週間も待たずに直ると思う。大家は、再三の催促に 「しばらくシャワーでがまんしてくれ」 というので我慢して待っている。

 

ところがだ!!

シャワーを使っていて、これがまた故障した。故障と言うか壊れたというか、シャワー部分の取り付け棒が、シャワーを終えて差し込んだら、ガタンとバスタブ床に落ちてしまった。工事がずさんこの上ない。

 

バスタブ栓の修理については、大家さんは仕方なくバスのゴム栓を買ってきてくれて、 「しばらくこれで我慢してくれ」 という。つまりお湯をためるためのゴム栓なのだが、日本のDIYへ行けば、もっとましな栓が売られいると思う。素人の私が見立てても、この壊れた栓はバスタブを取り外さないと修理できないと思う。

金と時間をかけて直す気がないなら、「できない・やらない」とはっきり言ってほしいと思う。

 

私がここに来た目的は新しい工場を立ち上げるためなのに、「工場は本当にきちんと仕上がるのだろうか。またオペレーターは似たようなレベルの人と考えないといけないのではないか」と不安が頭をよぎる。どうやら私は前人未踏の世界に踏み込んでしまった気がする。

しかし泣き言をいってはいけないと自分に叱咤激励をするしかない。

今日はそのドタバタした工事と洪水のため、昼ごはんを食べていないのだ!!!!!
なんとか取り付けられたトイレの写真をお見せします。

 

 

 

とりあえず成り行きで、ぼやき・愚痴をいちばん先に書きましたが、今後私の近況を次々と順番にレポートします。どうぞお楽しみに。

 

記事は古いのですが、ヤフーから古い順に引っ越しさせる予定です。

ご愛読、よろしくお願いします。