つい最近、白内障手術をしましたがその後、びっくりしたことがあります。
時間をだいぶ前に戻しますが…
詳細は忘れてしまいましたが、何年か前にある方と「色(色彩)」について議論したことがありました。
私「いや、この色は○○色だろう!」
相手「いいえ、これは□□色ですよ」
私「いや、□□色はもう少し✖✖だよ~」
議論の結論は
「私はこれを○○色というが、あなたは□□色という。見解・見方の相違で仕方ないネ」
と、曖昧にしたままで終わりでした。術後この結論がわかることになります
それから歳月が流れて…
昨年秋(11月)に眼科医を訪れ「先生、毎年の定期点検のつもりで来たのですが、最近良い方の右目の焦点が合いにくくなってきたのです。正確に言うと、春過ぎたころからですけど」
その日の眼の精密検査をした医師の診断は、
「右目も白内障あるなぁ…もう手術するか? 今すぐ予約しても二月上旬にしかならないから。免許の更新はいつ?」
(左目は何年も前から白内障があることをその医師から指摘されていましたが、程度が低いのでまだ手術はいらないと言われていました。しかし、右目も視力に問題を感じ始めていたのです。)
私「来年八月です」
医師「手術が済んでも視力が安定するのに時間がかかるし、早めに決めた方がいいですよ」
私「わかりました、もう覚悟して予約しますワ」
この医師の所は三カ月先まで予約が詰まっています。ということで、年が変わって先月7日に左目、14日に右目と白内障の日帰り手術を受けました。
左目手術の翌日再診を受けて眼帯を外しました。(夜の睡眠時には、寝ている間に目を触らないよう保護して寝ますが、昼間は普通に保護なしで過ごします)
試しに家の蛍光灯(白色光)を左目で見てみましたら、白色光に見えました。白色光の蛍光灯なんだから、当たり前といえば当たり前。
試しに手術していない、良い方の右目だけで見てみました・・・そしたらなんと、薄い黄色味を帯びた「昼色光」に見えるのです。
覆う手を右目にずらせて、もう一度手術の済んだ左目でみると、白色光!!
「えっ!?」と思って、何度繰り返しても同じ。
右目も手術した後その差を確認しようと、片目ずつと、両目でも見て同じ白色光に見えました、当然ですが。

リビングの白色光灯
眼のレンズは何十年も使っている間に着色してしまうのだ
と気がつきました。
肌だって、陽に焼けるし、シミやほくろもできるし、眼だって同じなんだ !!
特に顔のシミは普段何気なく見ています、顔洗い、髭剃り時。しかし、なんとまあ「沢山のシミが一度に増えたように見えること」、びっくりです。
見えていなかったのです、シミが。
しかし、最大のビックリは、色彩が変わったことです。
ニ三年前に、ボロになってきたショルダーバッグを買い換えました。
「おっ、ちょうどいい!! 黒があるからこれに決めた」と喜んで買ったバッグが、濃紺色だったのですよ!


あなたは何色に見えますか ?
私の目では真っ黒のつもりで買ったのに…。
それにもう一つ、グレー色のウォーキングシューズ、


灰色に見えます??
術後の目ては、写真の通り紫色がかった灰色でした。ガクッと落ち込みました。紫がかっているなんて、キザな爺と思われていたりして…と。
このウォーキングシューズはストーリーがあります。昔はネイビーブルーの靴を気に入って買って、三ヶ月くらいはいたところで、整形外科の医院で、誰かに間違って履かれてしまい、戻った来なかった。
このことは記事にしました A 149 話 誰だ? 私の靴を履いていった人は?? | 爺の日常生活 (ameblo.jp) )
下足段に残っていた靴は、私と同じメーカーのほぼ同じサイズ、同じ型番、ただ色違いの「黒靴」でした。
当時、「色や履き心地が違うことに気がつかんのか !! あほ!! ボケ!!」と心の中で誰ともわからず悪態をつきましたよ。三年ほど前のことでしたが。
今回気がついたのは、
「そうか!! 間違えた男は爺で、白内障がかなりすすんだ輩だったに違いない。自分の黒靴と、私のネイビーブルーの靴色が区別付かなかったんだ」
納得してしまいました。
もちろんその人のボケ頭では、履き心地の差は感じなかったのでしょう。(相変わらず、悪態をつきます、医療用の高いインソールが入っていたのだから。)
齢とれば身体のいろいろな部分が老化・劣化して、以前と同じではないと理解はしていたものの、眼からの色彩情報が変色して脳に伝わるなんて、思いもしなかったのです。何年か前の色彩議論については、私が間違っていたのだろうとも思いました。
これで、私は眼から鱗が落ちたと思っています。
同じような年代の方々、こんなこともあるのかと知っていただけたら幸いです。
もちろん視力は少し上がりました。