大震災と為替の関係?
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●1$=76.25円
東日本大震災の後3月17日に円の為替相場は史上最高値(瞬間値)を記録しました。
●1$=79.75円
これ以前の最高値といわれていたのが1$=79.75円。1995年の4月19日です。
1995年と言えば阪神・淡路大震災のあった年です。
たまたまかもしれませんが、日本で大震災のあった年に円ドル相場が最高値を更新しました。
為替相場の動向を見るには中長期的な見方と短期的な見方があるといわれています。
中長期的な見方をすると、その国のファンダメンタルズに大きく左右されます。
その国の経済の基礎的条件を意味するファンダメンタルズが強い国の通貨は中期的に価値が上昇します。
現在の日本の経済状況から見れば円安傾向になるのが当然の様に思われますが何故今円高傾向にあるのでしょうか。
ここに短期的な要因の影響が考えられます。
為替相場が変動する要因(原因)には様々なものがあり、これが一様に要因(原因)と言い切れる
ものではありませんが、次のような事が要因(原因)になっているのではないかと言われています。
① 震災で損害保険会社(一部生命保険会社も)が巨額な保険金支払の為に外貨資産を手放して
円買いをした
② 国内企業が震災の損失を埋める為に外貨資産を手放し円買いをした
また次の事も言われています。
③ 海外投資家が円を借りて投資していた日本株が低迷した為、借りた円を返す為に円買いに走った
最近流行りのFX取引をする人たちは今回の動きから目が離せないと思いますが、安定した資産形成と資産防衛を目的に外貨を保有するのであればは大きな問題ではないのかと思います。
むしろ日々の外国為替市場の動向に一喜一憂しない長期的な見方で外貨建資産に投資することが必要ではないでしょうか。