合気上げ2023.3.22 | NeoMackey_ITpro&古武道のブログ

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稽古覚え書き3月22日(水)
基本中の基本の合気上げ
これを簡単に関節技、梃子の原理、稚拙な柔術技で行ったり、これが直ぐに技と考えている者には合気どころか、合気柔術も遠い世界です。

先ずは関節技の原理を考え、それを柔術としてどうすれば初見者にはかかるかを会得しないと駄目です。そこで細かい様々な技術を考えてそれぞれ活用すべきです。
そこで得た分かる限りの技術を今度は同時に使える体をつくり、同時に日本武道の根幹の丹田や姿勢や呼吸や精神統一を鍛え、その先に感性を磨けば合気柔術の道が開けます。

この時に浅薄者は分かりやすい柔術技法の枝葉に気が取られその小道に嵌り易いものです。この小道はそれなりの面白さが有りそこで路地から出てこなくて満足するのも一つの考えです全否定はしません、技術はどんな事も磨けばそれなりに名人の先は有るかも知れませんので!
合気を目指すならばここで再度、自分の歩いた道を一部戻る苦痛に耐えないとさらなる高みは見えません!関節技や柔術にこだわらない事です!
合気は最初の高みが見えれば、更にその先の高みが有るのでは無いかと感じさせてくれます。聞くところの禅の悟りと同じく更に深い悟りが先に有る様です、更に深く高い合気はある意味限りありません、私は自分の得たこの道を後輩諸氏に伝えるのが有る意味義務かも知れません。
それぞれの努力と探究によりこの日本人の知恵と経験の集大成を磨いて下さい、これを失伝させるのは、大きく言いますと人類の損失です。
個人の我欲や名誉欲等で小悪が邪魔させない事しか、これを伝えられません!

合気上げ私が考えて居る要素を一部公開すると!
•冷静に見れば、超当たり前の関節技と正しい梃子の原理を理解する、そこには合気に通じる全体的な手順は同じです。但し、梃子の原理は合気には邪魔!
•脇を締める
•当たる力を逃す
•超基本の引かない、下げない、物理的にも下にならない!
•初心者は特に力まない、各関節を柔らかく使う。
•身体の芯の力を抜かない、丹田に力を漲らせる、姿勢を崩さない。
•上げる途中で物理的に抑えられる形を避けて行く。朝顔、上げる途中は横向き、最終は掌を相手向け。これが初歩の小手の合気でしょう。
•手首は力を出せる形から変えない
•手首、肘、肩は常にリラックス
•相手の押し来る力にぶつけない
•丹田から背筋から腕を通った力は流し続ける
•指先に力を出し続ける、剣の理合、全て指を張らない。親指も死なない。小指、薬指は剣の締め。
•屈筋は最初から最後まで出る幕無し!
•剣の理合の正中線は常に保つ、上げて止める位置は平行線の高さ、複数有ります、剣の理合。
•力を出せる間合の距離で腕を上げる。エアーの剣を常に持つ。
•正しい正座が基本中の基本。腰骨を立てる、傾いた者、腹が出た者には合気は不可能でしょう。
•人による、腕力、握力、掌の当たり、各指の締め具合はそれぞれに感じること。
•相手の呼吸を感じ
•丹田からの力と方向性を感じ

以上