前週末のNY市場ではドル円は行って来いの展開だった。
序盤は、8月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比5万4000人減と
市場予想よりも強い結果となったことを好感して買いが先行。米金利が急上昇し、
日米金利差拡大を背景とした買いも入り、85.23円まで値を上げた。
ただ、その後発表された8月米ISM非製造業指数が予想を下回ったため、
一転売りが優位になり、雇用統計の発表前の水準まで押し戻された。
一時84.23-26円まで下げた。一方、ユーロドルは堅調。
米国株相場の上昇でリスク志向が回復したほか、
弱いISM非製造業指数がドル売り材料と見なされて値を上げ、
1.2898ドルと8月19日以来の高値を付けた。
本日の東京市場では経済指標の発表は予定されていない。
日本株の動向に左右される展開となるが、
先週末は米国株は大幅高となっており、日本株も上昇が見込まれる。
クロス円には買いが期待できる。
もっとも、ドル円は引き続き上値が限られるだろう。
市場参加者からは「先週のISM非製造業指数が予想を下回った後は
実需の売りが持ち込まれていたようだ」との指摘があり、
東京市場でも上値では国内輸出企業からの円買いが厚いだろう。
レジスタンスとしては、2日の高値84.55円や1日の高値84.67円、
一目均衡表の転換線84.78円などが意識され、
これらの水準をバックに一回は戻り売りを仕掛けてみたい。
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