大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみた その8 | 名古屋日本酒案内

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”大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみる”企画

 

<基本事項>
商品名:黄桜 辛口一献
蔵元:黄桜
内容量:200ml
価格:155円(税別)
原材料:米、米麹、醸造アルコール、糖類

アルコール度数:14度

日本酒度:+4

酸度:1.2

アミノ酸度:1.0

 

 

第8弾は、カッパのCMでお馴染みの黄桜より辛口一献です。

なんとこの商品、五段仕込&黄桜辛口酵母という自社酵母を使用して造られているとのこと。

このスペックだけで見ると、なかなかにマニアックなお酒ですね。

では、本気出して味わってみましょう。

ちなみに、この容器のままレンチン燗ができるということなので、今回は全てこの紙パックのまま味わっていこうと思います。

 

まずは冷酒です。

アルミの蓋を外します。

おぉ、思っていたより香りが優しくふんわりと漂ってくる。

良い感じだね、これは期待できるか。

一口飲みます、ぐびっと。

ん、ん~なるほど、これはなかなか。

旨味→辛味→辛味→苦味。

そして微かに甘味も感じます。

いや、しかしこれは、う~ん、苦味の余韻が長い

キレがあまり良くないですね。

しかしなるほど、悪くはありません。

 

次は熱燗でいきましょう。

この商品はレンチン燗の時間の目安もしっかりと記載されているので、コンビニでもすぐに温められそうで良いですね。

予め半分に分けて、紙パックの方をまず熱燗にします。

香りは、おぉ、これまた良い感じです。

飲んでみる、と…おぉ、旨味も良い感じに膨らんだ

旨味→旨味→辛味→苦味。

いや、でもこれは相変わらずキレが良くないですね。

しかも冷酒の時より苦味の余韻が長く感じます

公式ではキレの良い口当たりとあるけれど、う~ん。

 

次に先ほど分けたもう片方をさらに紙パックに分け、ぬる燗にします。

香りは…ん?あまり、というかほぼ無くなったような。

これはあまり良くないか、な。

一口ぐびーっと。

あ、これはダメかも。

辛味→辛味→辛味→苦味。

見事に旨味が消えた

辛味中心になりましたね、とうかただの辛い液体ですね。

苦味の余韻は相変わらず。

これはもしかしなくても、ぬる燗は向いてないですね。

 

さ、最後は残しておいたものを常温でいただきます。

香りは、ぬる燗ほどではないけれど薄め。

飲んでみる、と。

あ、これもまあまあ。

旨味→旨辛味→辛味→苦味。

冷酒の時に感じた甘味も少しあります。

でもやはり、最後までキレは良くないままですね。

これは評価が難しい。

 

で、評価は

☆2 美味しくはないけど飲める

です。

☆3と迷いましたが、なんせキレが悪すぎる

ここまで苦味の余韻が続くお酒を飲んだのは初めてかもしれません。

しかし、これはあくまで単体での評価です。

おそらく料理と合わせて飲むと、苦味の余韻は思ったより気にならなくなる、はずです。

さらに言うと、これはわかりやすく辛口のお酒です。

これまでの商品の中には、辛口を謳いながらもそこまで辛くないものがいくつかありました。

それを考えると、このお酒はちゃんと辛口らしい辛口です。

辛口好きであれば、このお酒は間違いないでしょう。

シーンや飲み手次第で良くも悪くもなるお酒という感じでした。