名古屋日本酒案内

名古屋日本酒案内

主に名古屋市内での日本酒事情にスポットを当てます。
特定銘柄が買える・飲めるお店の案内や、イベント情報について。
時々日本酒の紹介。

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大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみた!
約10ヶ月ぶりの更新です、が、ファイナルです!笑

そもそも何故僕がこんなことをやっていたのかについて知りたい方はこちらをどうぞ。



さて、何故更新が途絶えていたかというと、単純に私生活が忙しくなったからです。
平日は起床→家事&子育て→仕事→子育て&家事&日本酒&勉強→就寝。
休日は起床→家事&子育て&勉強&プロレス&日本酒→就寝という生活で、記事を書く時間があるなら他の事に費やす、という生活でした。
記事を書くのってある程度時間かかりますしね。(最低でも1時間くらいは)

それでも、お酒は密かに引き続き飲んでいたので、大手と言われているお酒は大体飲みました。
具体的には、日本盛、黄桜、大関、白鶴、月桂冠、白雪、松竹梅、菊正宗、沢の鶴、国盛等です。
主にコンビニやスーパーに行けば大体置いてあるお酒ですね。
(ちなみに新潟酒は地酒色が強いので個人的に気になったお酒のみ、また、剣菱は紙パックやカップ等のイメージが無いので除外してあります)

今回は総括というか総評というか、とりあえず簡単にまとめると下記の通りとなりました。

☆5毎日飲みたいレベル→4
☆4美味しい→11
☆3まあまあ良し→9
☆2美味しくはないけど飲める→6
☆1二度と飲みたくない→3

計33銘柄
平均値☆3.21
まあ…普通な結果となりました。笑
先に1番言いたかったことを言っちゃうと、大手のお酒だからって何も変わらないということです。
リアルでもTwitterでも、何故か大手のお酒を批判する人って一定数いて、逆に、(特にTwitter上では)大手のお酒ばかり褒める人も一定数いるんですよね。
不思議ですよね。
日本酒というカテゴリの中で考えるなら大手だろうが中小零細だろうが、美味しいものもあれば美味しくないものもあるのは当然なわけで、批判や絶賛が偏るのはなんか違うよなーと。
(何かしら理由があって嫌ったり肩入れしてたりするなら仕方ないけど)
というわけでいろいろ飲んで確かめたかったのです。
他のお酒と何も変わらないよということを。


今回は最後ということで、その中でも評価☆5としたお酒を改めて紹介します。

①月桂冠theSHOT鮮やかジューシー
the SHOTの赤いやつです。
今年は新商品が2つも出るなど、酒呑み界隈ではすごく盛り上がっていたtheSHOTの中でも、特にこの鮮やかジューシーは、買ってすぐ飲めるというコンビニ酒の特性を活かして、開けてすぐ美味いを1番よく表していたと感じました。味わいについても、個人的には頭1つ抜けていました。このレベルのお酒をコンビニで300円以下で買えるということがただただ衝撃です。月桂冠パネェ。

②大関ワンカップ生貯蔵酒
ワンカップには通常の佳撰や、大吟醸、淡麗辛口、エクストラ、にごり(夢見るひつじ)等々、様々な味わいのものがありますが、その中でも特に美味しいと思ったのがこの生貯蔵酒ver.です。
いわゆる日本酒初心者からすると、ワンカップはアルコールのエグさ(苦味的な)が感じられてて、飲めないという人が多いのですが、この生貯蔵酒に関しては、そのエグさがかなり抑えられていて、甘味やフルーティーさも程よく、余計なものを舌に残さずスッとキレるとても飲みやすい設計になっています。
通常のワンカップがダメだという人も、この生貯蔵酒はぜひ試してみて欲しいですね。

③国盛とらじの唄
こちらは愛知県ではお馴染み、中埜酒造の国盛より、純米活性にごりのとらじの唄です。
アルコール度数6%、日本酒度-18度でシュワシュワにごりときたらその味わいは想像に難くないと思います。(韓流ブームの際には日本酒版マッコリというフレーズで売り出されてもいたようです)
甘くて飲みやすく、しっかりと日本酒の香りも味わいもあって、低アルコールのためぐいぐい飲めます。
夏の暑い日なんかに頭空っぽにしてただただうめーと味わいたいお酒です。
20年以上前から発売されている商品でとても美味しいのですが、知名度が何故かイマイチです。笑

④吉乃川酒蔵の淡雪
こちらのお酒については、以前記事にもしていますが、その名の通り、まさに淡雪です。
この儚げにフッとキレていく様は、他の日本酒では味わったことがありません。
ぜひ体感してほしいですね。



以上が☆5のお酒でした。
途中から紙パックやカップにこだわらずに飲んでいましたが、小容量で出すというのはもちろん手間もコストもかかるため、メーカーからすると薄利のためあまりやりたくないことだと思います。
しかし、中小には無い大手メーカーとしての強みの1つは、オートメーション化によるレベルの高い小容量商品の大量生産です。
日本酒界隈では"オートメーション化"も"大量生産"も消費者に嫌われる傾向にありますが、伝統としての日本酒も、農業としての日本酒も守りつつ、良い意味での工業化を堅持していくことも日本酒を守るために無くてはならないことの1つだと思います。
また、オートメーション化だからといっても、もちろん商品開発に手を抜いているわけではないことは、実際に飲んでいる僕自身がよくわかっています。この辺りの企業努力に関しては本当に素晴らしいと思います。
大手メーカーはこれからも大手メーカーとしての強みを活かして、業界全体を盛り上げて欲しいです。これは大手としての責務だと思います。
中小やベンチャーに任せきりではダメです。
新たなイノベーションをぜひ起こして欲しいですね。

さあなんとかこの企画を2020年最後の日に(無理矢理)終わらせることができて、言いたいことも言えて良かったです。
このブログについては、今後もたまに書きたくなったら書ければ良いかな。
とりあえず来年になったらタイトル変えとこう。笑
それでは、また。

先日のGW中、Twitter上で1人でこんな飲み比べ企画をしていました。

 

その名も、「おうちでCRAFTSAKEWEEK」!

 

日本酒好きの方ならおわかりの通り、毎年春頃に行われているCRAFTSAKEWEEKから拝借しました。

せっかくのGWなのに自粛生活で外に出られないのなら、自家熟成させているお酒をパーっと開けてしまおうと思い立ったのです。

 

そもそも思い立ったきっかけは、とあるツイートでした。

うろ覚えですが、”いつお酒が飲めないようになるかわからないから、とっておきのお酒(確かウイスキー)を開けました!”というような内容のものです。

これに触発された僕は、いつ飲むの?今でしょ!(古い)と。

 

というわけで、GW中、正確には5月2日~10日にかけて、毎日地方毎のブロックに分けて飲み比べを楽しみました。

以下、各ブロック一覧です。

 

①北海道・東北ブロック

 

②北信越ブロック

 

③関東・東海ブロック

 

④西日本・WAKAZE・SAKE100ブロック

 

⑤石川県ブロック

 

⑥西出酒造ブロック

 

⑦カップ酒等小容量ブロック

 

⑧吉田酒造店ブロック

 

今初めて数えましたが、今回飲んだものだけでも合計104本ありますね。

※もちろん全て飲み干したわけではありません

TLにひたすらいろんな酒が出てくるので、フォロワーの皆様は少しウザかったと思いますが、やっている本人は非常に楽しんでおりました(笑)

特に未開封で1年~数年常温熟成させていたお酒がしっかり美味しく育っていた時なんかはテンションが上がりましたね。

(ちなみにうちは火入れ・生関係なくほぼ全て常温保存です)

これも今回の企画で開けなければわからなかったことなので、やって良かったなと。

 

また、本企画を通して思ったのが、飲み疲れしないお酒の偉大さです。

”飲み疲れしない”という売り文句はよく見聞きすると思います。

どういうお酒を指しているのかは感覚的にはわかっていたつもりでしたが、実際にいろんなお酒を飲み比べていた中で、初めて感じることができました。

特に昨今甘味重視の日本酒が多い中で、甘味や旨味が控えめで普段は料理の脇役に徹しているようなお酒を、今回のような飲み比べをしている中で飲むと、一時の安らぎを感じることができました。

さらに、こういうタイプのお酒は、実際に今回何杯も飲んでいたわけですが、杯を重ねていても全く舌が疲れませんでした。

なるほど、これが飲み疲れしないということかと、そう実感しました。

 

一応言っておきますが、もちろん甘味重視の日本酒を否定しているわけではありません。

人間は甘味から幸福感を得ることができますし、いわゆる日本酒0杯層の方々に瞬間的に、あるいは1杯飲んで日本酒を美味しいと思ってもらうためには甘味は大事な要素の一つです。

しかし、やはり甘いお酒は何杯も続けては飲めないなと感じた次第です。

 

それにしても我ながらたくさん飲みました。

今僕たちが暮らしているこの日本には美味しいお酒がたくさん溢れているわけですが、その中でも僕にとって日本酒は別格です。

こんなにも多種多様で、こんなにも懐が深いお酒を手軽に味わうことができるのですから、それだけで日本に生まれて良かったなと思います。

今現在、新型コロナウイルスの感染拡大もひとまず落ち着いています。

しかし、多くの酒蔵や酒屋や飲食店がダメージを受けました。

今回のウイルスに限らず、何をきっかけにしてどんな文化が衰退していくかなんか誰にも予測できません。

生きているうちにできることを。

日本酒で言えば、ただいつもより多く飲むというだけでも、僕は構わないと思います。

それぞれが精一杯やれることをやっていきましょう。

 

先日、当ブログにてにいがた酒一揆について書きました。

今回はその後編でチラリと触れました、吉乃川さんが醸す「吉乃川スパークリング”酒蔵の淡雪”」について語りたいと思います。

 

吉乃川と言えば、日本酒好きの方ならおそらく一度は目にしたこと、または聞いたことがあるかと思いますが、新潟県長岡市にて400年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵です。

全国のスーパーや居酒屋で見かけるのは主に「極上吉乃川」や、「厳選辛口吉乃川」ではないかなと。

あるいは、大手ショッピングセンターやチェーンの酒屋さんなんかに行くと、ラベルにお米が描かれた「越後純米」、「越後吟醸」を見かけることもあると思います。

また、新潟駅で降りたことがある方であれば、シンボルであった大きい看板を見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

(現在は撤去されてしまったようで少し寂しいです)

そんな吉乃川ですが、実は私はほぼ飲んだことがありません。

新潟県外であるためということもありますが、日本酒を好きになりたての頃、カップ酒で安く売られているような銘柄は敢えて避けてきたからというのもあります。

やはり偏見があったのでしょうね。(もちろん今はそんなことないですよ)

そのため、今回のにいがた酒一揆というイベントで吉乃川スパークリング酒蔵の淡雪に出会えたことは本当に幸運でした

 

さて、本題に入りましょう。

こちらがその”酒蔵の淡雪”です。

内容量300ml、定価450円(税別)、アルコール度数7度。

価格もお手頃で、アルコール度数も低いため、食前酒としても良さそうですね。

また、持ち運びやすい小容量、さらに缶であるため、飲み終わった後も処分しやすく、アウトドアにもピッタリだと思います。

ちなみに炭酸ガス注入タイプのスパークリング清酒です。

 

まずキャップを開けると、シュワシュワ~っと泡が弾ける音が聞こえ、グラスに注ぐとフワ~っと甘い香りが広がります。

色味はほぼ透明ですが、端の部分では泡が弾けています。

この時点では特になんの変哲もない、ごく一般的なスパークリング清酒だなと思いました。

しかし一口飲んでみると…、

 

シュワっときめ細かい気泡が口の中を弾ける心地良さ!

甘すぎない程良い甘味と新鮮な果実のような軽快な酸味!

そして極めつけは、淡雪のように儚くキレていく極上のキレの良さ!

 

完全にやられました。

特に後半のキレに関しては、だから淡雪なのか!と。

もうすごいのなんのって。

その名称に偽りなしだなと、そう思いました。

今までいろんなスパークリング清酒を飲んできましたが、ここまでの衝撃は初めてでした。

私はビールも大好きで、ビールがもつ後キレの良さ、爽快感に関しては日本酒は及ばないものと思っていましたが、こちらの吉乃川スパークリングは一番近いところにいるかもしれません。

すごいです、吉乃川。

 

ちなみにゆず風味のものがこちら。

こちらも淡雪のようなキレがありつつ、すっきりとしたゆずの風味がとても爽やかな気分にさせてくれます。

どちらも極上の美味しさでした。

 

愛知県の酒屋ではおそらく販売していないのが残念ですが、ホームパーティーをするような機会(ほぼ無いですが(笑))があれば、また通販で取り寄せたいですね。

そしてこの感動を味わってほしいです。