Jプロツアー 1戦 第2回宇都宮クリテ | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

本日開催された、今年の開幕戦 Jプロツアーの結果は60位でした。

結果はたいしたことありませんが、昨年は殆どレース活動をしていなかったので
このレベルでのレースは久しぶりな感覚でした。

レースに勝る練習はありません。
人と競り合うことはとても貴重で、普段のトレーニングでは
スピード、強度共に不足していると感じました。


先日のニュース、ご存知の方も多いかと思いますが、同じJプロツアー選手である
マトリックス所属の和田選手が、トレーニング中の事故で、亡くなられてしまいました。
私自身、10年前にトレーニング中の事故で大腿骨、腰椎を激しく骨折し
半身不随になる可能性もある怪我をしました。
私は命までは、、でしたが
改めてスピードスポーツは危険と隣りあわせという意識を持たなければならないと
思いました。

レース前、安原監督の言葉は重く重く心に響いた。
選手全員でヘルメットを脱ぎ、黙祷を行いました。

レースはスタートして1週3キロをマトリックスの選手が先頭にパレードを行い
2週目からリアルスタート。残り19週(合計60キロ)
TV中継がCM無しの生中継で放送されているということもあり
選手のモチベーションも高かったように感じました。
特に、栃木県に拠点を置く、ブリッツエン、ブラーゼン、ホンダ栃木。
私はというと、様子を見ながら、落ち着いてレースを走った。
開幕戦というのは、私もですが、手探りの選手が多く
落車が多くなる。
今回も、例外ではなく、とても落車が多かった。
普段のロードレースと違い、クリテは、ニュートラルが使えるので
居なくなった選手が、またゾンビのように復活してくる。
こちらは、時速50~60キロで走っているところにニュートラルの選手が
入ってくるわけで、
イメージとしては、高速道路を走っていると、横から沢山の車が
ゼロ発進並みで合流してくる。。そんな感覚でしょうか?
また、1台とかなら全然脅威には感じないのですが、大集団の
合流はなかなか怖いものがあります。


今回はそんななんでもない場所で、ニュートラルの選手が合流する際の
落車が目立ってしまった。
折角観客が多くてTV中継もされているのに落車が目立ってしまったレースに
なってしまい心が苦しかった。

私も、ラスト2周回であった落車で足が止まってしまい、ニュートラルを使おうか
迷ったが、そのまま走り始めた。
最後2週で集団はスプリントの為の列車が組まれている状態で、後方から追いつくことは
ほぼ不可能で、1分30秒遅れの60位でフィニッュ。

もっともっと試したいことは多かったのですが、今回は怪我しなかったので
良しとします。
レースリザルト
http://www.jbcf.or.jp/images/2015/03/20150315utunomiya1.pdf

次回はJプロツアー2戦目 伊吹山を走ります。