小さなことから | 現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

現役自転車ロード選手 平林昌樹の自転車日記

国内Jプロツアー、アジア国際レースを中心に、自転車ロードレース活動をしています。
選手の視点から、ロードレースの面白さをお伝えできればと思います。

仕事が無かった時はパチプロで食べていた。
たまたま入ったパチンコ屋で、パチンコをやったら当たってしまった。
次の日もいったら、やっぱり当たった。
私のお話ではないが、祖父がボソッと漏らしたお話だ。
今とは違って、一玉づつ手打ちでやるから、入りやすい釘も重要だが
力加減(テクニック)も大事。
今のように当たる台がコロコロ変わることが無かったから、入りやすい釘の台の
目星を付けてたら、朝市で席を取る。
でも土日はいかない。
今でいうと1万円は黒字になり、かみさんに毎日1万円を渡せてたから文句は言われなかった。
と本人は言っていたが祖母はしっかり働いて欲しかったらしい、、(^^;)

そんな世渡り上手な一面もあったんだなぁと思った。

小さいころは、毎年夏休みになると、皆を旅行に連れて行ってくれた祖父。
多いい時は年3回連れて行って貰った。
今のようにパッケージツアーは無かったそうだし
結構なお金はかかっていたと思う。

家も2回建て、凄い祖父だと思っていたから、尚更、パチプロで凌いでいた
話を聞いた時はビックリした。
そのほかにも、世渡り上手な話は沢山聞いたが、話は長くなるので、またの機会に。

私が物心ついた時はその時の祖父しかしらないが、外で2年修行し、独立。
最初は6畳風呂なし、風呂は近くにあった祖母の実家に入りに行ってた、、
と私の母姉妹から聞いた。
でも、祖母の実家なので祖父はなんとなく行きにくかったみたい。
わかるなぁ~その気持ち!
そこから、家を建て、2度目の家を建て、その後から私の知っている
時代なわけですが、初めからそうであったわけではなく
6畳風呂なしから、そこまで築きあげたんだ。と尊敬した。
小さなことから、コツコツと。

ただお金を稼ぐだけではなく、稼いだお金で、家族と自分を幸せにする為に使う。
89年という長いお勤めを終え、振り返ってみると凄く充実した人生だったんじゃないかな?
と残された家族の想い。

ひ孫と祖父のツーショット写真を、半分強制で送った嫁でしたが、デイサービスに行くときは
その写真を必ず持って、自慢げに話して居たそうで、祖父が他界してから
その話を聞き、嬉しく思った。

順番。
順番は抜かしてはならない。
親より先に行ってはならないぞ!と2歳児の娘に私は話しかけた。
人生に終わりは必ず来る。
自分が子供のころから、父親になり、祖父になる。
思っているより、多分その時間が来るのは速いのではないだろうか?
小さなことからコツコツと積み上げ
人生の終止が打たれる時、素敵な家族に見送られたい。(^^)