20代女性ライターのリバースセラピ-100日頃?☆ | さすらいの針灸師 松浦健太郎のブログ

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20代女性ライターのリバースセラピ-100日頃?☆

現在セラピー受けている方の日々の報告をあげていきます☆

久しぶりの更新です。

コメントにある
>自分の頭の解釈のみで発想を転換できる人は相当、客観性と精神力が高いと思う。
本当にこれが出来る人が俯瞰度が高く、自分の事さえも客観的に見られるという事になります。
私のセラピーは他人を使ってその隠している自分に気付いていくという事になります。あの人のこんな所がイヤだ!ダメだ!というのが明確になると

相手の行動がおかしいと思う事は自分にも問題が同時にあって惹き付け合っています。
表現は違うのだけど、同時にお互いが同じ事をしているという事に気付くとその関係性でのその行動が終わるし、行為も変わります。それを火中にある人達がお互い気付くのは中々難しいので、私の様なセラピストがいます。



以下レポート
今回は針のみで受診だったが、とても心身ともに不調だった。
セラピーではないが、私の様子から不安定さを感じ取った先生が、話を聞き出してくれた。
それは私の彼氏の事で、腹が立ってしょうがない事だったが、最初は無意識でなかなか出てこなかった。

しかし話せば話すほど、それは私の鏡だったようで、聞いているうち先生が笑っていて、そのときは何だかまたそれにも腹が立ち、とりあえずその場の怒りを家に持ち帰った。
でも、心当たりがあるからこそムキになってるんだなぁとも分かっていた。

そして一晩明けて翌朝になると、なんだか心が少し軽くなっていた。
先生に話を聞いてもらえたおかげか?と思ったが、何だかそれだけではないようで。
色々考えるうち、セラピー初期に克服した大嫌いな年上女性の件を思い出していた。
今ではその方との関係は良好で、私に対してヒステリーを起こすこともなくなったし、ちゃんと対話してくれる。愛情も感じられる。

でもそれは、その人が変わったのではなく、私が変わったからだ。私の接し方が変わった。
今までは、「何そんなに怒鳴り散らしてんの?」と軽蔑したり、「こんな事言ったらまたイライラされそうだからやめよう」と怯えたり、「どうせこの人に本当の事話したって無駄」と拒絶したりして、常にうわべだけの対応をしていた。

でもセラピーの中で、そういう行動はある種、遠回し(かつ陰湿)に相手を責め立て続けている事だったのだと気付いた。
つまり私も、その方にひどい事をしまくっていたのだ。
責められていると感じた相手は必死に抗弁するし、攻撃的に噛み付いてくる。必要以上に怯えられたら、その態度に傷ついたりイライラするだろう。

それを思い出したら、今回の彼と私の問題も、全く同じ事だと思った。
私は日々の言動で、どこかで彼を見下したり怯えたりしていたのだと気付いた。
それは、「だからダメなんだよ」とか「どうせアテにしてない」というような態度である。
彼が些細な事でもピリピリするようになったのは、私の態度も原因にあったように思う。
その行動自体に悪意はなくとも私の根底にあるそういった態度を察知していたのだろう。事実、思い当たる節もあった。

それに気付いたら、また今回の私たちのトラブルも私自身の映し鏡で、私が引き起こしてたのだと気付き始めた。
そして私も彼にひどい事をしてしまったのだと反省すると、怒りが消え、再び彼のいい面を思い出すことができた。

その気づきの直後、彼に会ったら、とても良好な形でまた接する事が出来た。
私は執筆の事で思い詰めていたが、彼の持ち前の明るさにとても救われた。
お互いを敬い思いやれる空気感が久しく、人間関係において初心に返る出来事となった。
そして今回、セラピーなしで軌道修正できた自分の事も褒めてあげたい。
しかし、勿論それは先生に話を聞いてもらったお陰である。

気付きを得る為には、どれほど他人の口から肯定されたり指摘されたりする事が重要であるかを思い知った。
自分の頭の解釈のみで発想を転換できる人は相当、客観性と精神力が高いと思う。
そしてきっとそんな人はほとんどいないだろうと思う。でもそれでいいのだと思う。

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