ロックな博多、ここが原点。聖地巡礼の旅♪ | 指先に魂込めて…「今が過去になる前に」

ロックな博多、ここが原点。聖地巡礼の旅♪

少し月日が過ぎてしまったけど、
先月、生まれて初めて、
福岡の博多に行ってきた。

以下の文章は、
その時にFACEBOOK個人ページで
投稿した記事のコピペです。

仕事で使ってるFACEBOOKなので、
こことは文章のテイストが違って
違和感があるかも知れないけど、

良かったら
読んでみてね~♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あなたは、
音楽で、人生が変わるくらいの
出会いをした事はありますか?

例えば、

うちの美容室のお客様では、
割りと多い層の30代のママさんたちが
「安室奈美恵世代」

40代なら、
「ミスチル」、「ドリカム」、

僕と同年代なら、
「サザン」や、
「矢沢永吉」、「ユーミン」

といった具合に、
その年代、年代で、

心にズシンときた
音楽との出会いが
あると思います。

多感な10代後半~20代前半位までに
耳にした音楽というのは、

その人の
その後の人生を変えてしまう位の
パワーと影響力がありますよね。

毎日、毎日擦りきれるほど聴いて、
ライブにも足を運んで、

その人のファッションや、
髪型、仕草、言動などを真似して(笑)

そんな
音楽との衝撃的な出逢い、
僕にもあります。

それは、
忘れもしない、
中学3年生の春でした。

それまでは、
ジュリーとか、
キャンディーズとか、
百恵ちゃんとか、

歌謡曲の好きな少年でした。

でも、
そういった、TVをつければ
いつも聴こえてくる音楽とは、

全く毛色の違う、
「なんじや、こりゃ!!」という
音楽と出会ってしまったのです。
その音楽とは、

【甲斐バンド】。

日本のロックバンドです。

当時、木曜日の夜9時に
「ザ・ベストテン」という
超人気歌番組がありました。

その、
甲斐バンドの歌う、
「HERO~ヒーローになる時、それは今」
という曲が売れて、

たった一回だけ、
ザ・ベストテンに出演しました。

※ライブ活動を中心にしている
ロックバンドは、
TVで歌う事は希だったのです。

いつも歌謡曲のばかりが聴こえてくる
TVの画面から

今まで聴いたことのない
ロックのサウンド

マイクにかじりつき
長髪を振り乱して歌うその姿

何だか反社会的な
佇まい、、、

「カッコいい!!」

坊主頭の中学3年生のハートが、
わしづかみにされた瞬間でした。

その甲斐バンドは、
福岡、博多の出身です。

アマチュアの時から
博多のライブハウスで
歌ってました。

その博多のライブハウスは、
「照和(しょうわ)」といいます。

照和は、甲斐バンドの他にも
チューリップ、海援隊、井上陽水、
長渕剛など、

日本の音楽界における、
そうそうたる面々を
輩出した、伝説のライブハウスです。

そして、
今でも、
福岡の若手ミュージシャンたちが、
凌ぎを削って、

照和の
ステージで
毎夜毎晩、歌っています。

先週、僕は、
あるご縁で、
福岡の博多に行くチャンスが
できました。

初めての
福岡です。

灼熱の博多の街。

中洲の屋台で酒を飲み、
美味しいイカを食べ、

夜風に吹かれてホテルに帰って
寝ました。

そして翌朝、
6時に目が覚めました。

朝風呂に入り、
歯を磨き、
水を飲んでいたら

急に
ある考えが
頭に浮かびました。

「この街に、
俺の人生を変えた、
あのバンドの聖地がある。」

そう思うと、
いても立ってもいられなくなりました。

すぐに着替えて
その、伝説のライブハウス、
「照和」に
足を運んでしまいました。

早朝のライブハウス。

開店もしてないから、
シャッターも
閉まったまま。

でも、
この場所、この店で、
紛れもなく、

自分の人生を変えたあのバンドが、
メジャーデビューを夢見て

声をからして
歌い、演奏していたんだよな。

そう思うと
何だかわけもなく

胸にジーンと熱いものが込み上げてくるのが
ハッキリと感じられました。

♪今が過去になる前に、
俺たち走りだそう♪

そんな、中学3年生の時に
聴いたメッセージが、
頭の中を

ぐるぐる駆け巡りました。


ロックな博多は、熱かったバイ!!