5月11日。午後3時過ぎて、自宅から徒歩数分のカゲンノツキへ。
この日は吟之輔さんとのコラボ営業、吟ノツキでした。
日本酒メニュー、特に熱燗メニューが充実しているのが嬉しい。
料理もいつもより少し多め。価格もお手頃なので、昼ごはんを食べて2時間後ですが、色々食べたくなります。
まずは、鯛のカルパッチョを。あっさり味なので、お酒もあっさり系から。
竹葉(石川・能登)特別純米 Saved by 車多酒造。
元旦の能登地震で被災した数馬酒造の醪をタンクごと移動して、天狗舞で有名な車多酒造が引き継いで完成させた純米酒です。
普通の熱燗(50度)程度でちょうど良い、軽快な味わいが、カルパッチョと合いました。
ほうれん草とウインナーのキッシュは、やや濃い目のお酒で。
竹泉(兵庫)純米吟醸生原酒 山田錦 2019BY。けっこう熱めにしてもらいましたが、生燗臭もなく、適度な熟成でまろやかな味わい。
5年でもへこたれないのは、さすがです。
鰆好きなので、鰆の酒粕漬け焼きを。脂少なめであっさりしつつ、旨味がしっかりのってます。
燗酒メニューで一番味が濃そうな、福知三萬二千石(京都)特別純米酒 蔵内。8年熟成のほとんどを、吟之輔さんの自宅で常温熟成させたお酒は、琥珀色ながらスッキリと切れ良い味わい。
熱くすると酸が暴れそうなので、50度までにして燗冷ましの40度あたりが美味しいところでした。
その後、うちで作ったじゃばらシロップをお店のチューハイ用に提供したので、さっそく味見がてら作ってもらって飲みました。
前回の、じゃばらジャムのチューハイよりも確実に美味しく、じゃばらの酸味と苦味がしっかり感じられるようになって、大満足でした。
午前中に収穫した大量のローズマリーも半分近くおすそ分けできたし、いろんな人とたっぷり話ができて、気がつけば3時間以上居ついていました。
帰りに近所のスーパーで買い物しないといけないので、お勘定をしてもらって急いでお店を出ました。