いよいよ手術が始まります。


看護師さんに誘導されて病室を出て、まずは夫と対面です。


あまり会話をすることもないまま、「これをお願いね」と貴重品を預け、一緒にエレベーターで手術室のあるフロアへ。


「じゃあ、行ってくるね」「頑張って」と簡単な会話をし、私は手術室へ。


振り返ろうか迷いましたが、看護師さんもいたので見栄を張って?振り返らずにそのまま進みました。




手術室は想像していたよりも『雑多な空間』というイメージ。

『部屋』という感じはしませんでした。


あちこちに機械が置いてあって、たくさんの人がやはりあちこちにいました。


こんなにたくさんの人が私の手術に関わってくださるのか……。


でも、ゆっくり考えたり、観察したりする間もなく、促されて手術台の上へ。眼鏡を外して看護師さんに渡して横になりました。


いつの間にか担当の先生が横にいて「じゃあこれから手術していきますよー」と声をかけられ。

すぐに先生は見えなくなり、看護師さん?から「酸素マスクを口に乗せますけど、現在酸素は出ていないので自分でちゃんと呼吸してくださいね」と言われ、またすぐ別な人から「これから麻酔を点滴で入れていきます。この麻酔は体に入ってくるとちょっとビリビリした感じがしますよ」と言われたそばから左手から嫌な感じがして思わず眉をしかめました。

(ここまであっという間。ものすごい早さです。)


その眉をしかめた様子を見て「嫌な感じがしますよねー」と言われ……。


記憶はここで終了。


全身麻酔はあっという間に効くよ、とは聞いておりましたが、本当に一瞬でした。



そのあとは全く記憶がないので、何が行われていたのか私にはわかりませんが汗手術前の説明では、麻酔が効いたのを確認して、口の中に呼吸を補助する器具を装着して手術に取り掛かったはずです。



後から夫に聞いたところ、2時間ほど経過した頃、「手術がそろそろ終わります」との連絡が借りていたPHSにあったので待合室に戻り、待機。


しばらくして担当の先生が待合室に来て「手術が無事に終わりました。本人には病室に戻る前に会えますが、その前に説明をしますね」と言われ、別室にて手術の状況説明をされたとのこと。


先生は図を描いて「このあたりに癌があって、筋腫はこのあたり」と説明しつつ、子宮と両卵巣を問題なく全摘出できたと話したそうです。



その後、手術室から出てきた私と対面。


「頑張ったね。あとでまた来るからね」と声をかけてくれ、看護師さんも「旦那さん、あとで来てくれるって」と言ってくれたそうなのですが、それも全く覚えておらず。

夫に聞いたら「まだ眠っているかのようで、反応はなかった」とのこと。

そして私の無事を確認して「ちょっと泣きそうになったわーショボーン」と言ってました。


そうよね…悲しい

私も過去に夫が手術室から出てきた時の気持ちを思い出しました。


心配させてしまってごめんなさい悲しい



そして私がハッキリと気がついた時にはすでに病室のベットの上にいました。


次回に続きます。