男性向け!今さら聞けないパパが準備するべき出産知識・手続きやできること
先日、出産準備の記事をアップしたんですが、ふと気づきました。女性って出産に関する知識を友人や知人と話す機会があるし、病院での母親学級やお医者さんのお話を聞いたり、自分で調べたり知識って自然と入ってきますよね。でも、男性って出産に対しての知識ってどう入手しているんだろ?両親学級に参加して、お風呂の入れ方や赤ちゃんへのミルクのあげ方、妊婦さんの体についての知識は少し覚える機会がありますがそれ以外の細かな知識って、調べたりするんだろうか…?もちろん、妊娠段階から積極的に出産に関わってくれる旦那さんもいると思いますが、多くの男性は少し知識不足なのかな?と^^;そこで今日は、これからパパになる旦那さんへこの記事を読んで知識増やして!と読んで出産への準備が完了するような記事を目指してお届けしたいと思います。赤裸々な話すぎて、深く聞けない話もあるかと思いますし、ナイーブな話でもあるので中々他人に聞けないって事もご紹介したいと思います。妊婦さんについての知識赤ちゃんが産まれるまで、あんまり男性がやることってないのでは?と思っていませんか?しっかり、出来ることあります!ママは何が大変なのかを知り、どういったことを助けてあげて欲しいかご紹介しますね。ママが大変なこと妊娠初期代表的なのは悪阻(つわり)ですね。悪阻と一言でいっても、本当に人それぞれ症状は違います。「妊娠は病気ではない」ですが、悪阻が重い人は入院しちゃう場合もありますので、奥さんの様子をしっかり見ててあげましょう! 吐き気悪阻 食べないと気持ち悪い人・食べた方が気持ち悪い人 何しても吐き気が治まらない・水すら飲めないといった方もいます。 匂い悪阻 ご飯の匂い・冷蔵庫の匂い・料理中の匂い・香水の匂い 普段だと外食店の前を通って「あー、良い匂いお腹減ったー」と思う香りでも、悪阻中の妊婦さんにとっては地獄にもなりえます…。 ご飯作れないだろうし、外食しよ!と気遣ってあげても逆効果になることもあるのでご注意を! 眠気 特に妊娠初期だと「気を失う」と表現するような強い眠気に襲われる人もいます。 吐き悪阻など目にみえる体調不良がないのに「寝てばかりいて何もしてない…」なんて思わないでくださいね!!他にもホルモンバランスの乱れによって、ほんの些細な事でもイライラして怒ってしまったり、泣きたくなったり、精神状態が不安定になります。なんだよ、ヒステリックに!って思うことがあっても、そこは旦那さんが大人になって受け止めてあげて欲しいです…妊娠中期体調も精神面でも安定していきます。出産準備を少しづつしていきましょう!悪阻も治まってご飯が美味しくなっても、妊婦さんは「体重増量の制限」があります。甘い物や食べる物を我慢してたりするので、出来るだけ見えない所で食べてあげてくださいね。妊娠後期お腹がどんどん大きくなり 寝返りがうてない 腰痛に悩まされる 下が見えない 出産に向けて少し不安が出てくる 後期悪阻が始まる人もいるなど無事に赤ちゃんが産まれてくるまで、まだまだ妊娠さんの苦労は続きます。パパにやって欲しいこと妊娠初期 奥さんの状態を気にかけてあげる 大丈夫?ではなく、「食べられそうな物はある?」「して欲しいことはある?」など具体的に症状を聞いて悪阻と戦う奥さんをフォローしてあげましょう! 悪阻中は昨日食べられたのに今日は食べられない、という事もあるので明日買ってくるね、より時間があればその時に買ってきてあげてくださいね。 検診に付き添う 毎回付き添うのは難しいと思いますが、休日など付き添える時は一緒に検診へ行きましょう。先生からその時期気を付けたいことや、奥さんの状態などを知る良い機会ですよ♪ 一緒に行けなかった日は「今日の検診どうだった?」と声をかけてあげてくださいね。 自分のことは自分でやる 匂い悪阻だと洗濯の匂いが駄目になる妊婦さんもいます。平日は難しくても、休日に一回洗濯を回してあげるなど、奥さんの悪阻の状態を聞いてフォローしましょう。 食事に関しては、作るのは平気・買ってきた惣菜の匂いでも無理!など結構違います。 買ってきて食べる・外食して帰ってくるなど、どうしようか?と相談するのがおすすめです。妊娠中期奥さんの体調をみて、「体調に無理なければ、赤ちゃんを迎える買い物に行こうよ。」「どんな物を用意しようか?」など準備のための声かけをしましょう。一番NGなのは、他人事のように振る舞うことです!*誘われて買い物に付き合うだけ、どれでも良いよ、など。自分も赤ちゃんを迎えるのが楽しみだよ、一緒に迎える準備をしようよ!と姿勢を見せてあげましょう。ワンポイントアドバイス奥さんの機嫌が…とならないために、Q&Aを少しだけご紹介します。*奥さんの性格にもよりますから、万能ではありません(笑)Q:どれが良い?A:これ!と言わないにしても、俺はこっちが好きかな。 男の子だしこっちが良いんじゃない?など「どれでも良い」以外での返事がオススメQ:どうする?A:俺は〇〇が良いかな。〇〇でどう?など具体的に自分の考えを伝えるのがオススメQ:どうかな?A:答えが決まっている場合が多いです。「良いんじゃない」の返事をするにしても、 しっかり内容を見てから言いましょう!*適当に相づちしてる!と怒られます(笑)妊娠後期 靴下がはけない・足の爪が切れない お腹が大きくなるにつれて、手が届かなくなります。フォローしてあげましょう! トイレが近くなる 長距離の移動や外出が辛い場合もあります。一番注意して欲しいのは、できるだけお酒を飲まないことです!出産予定日はあくまで予定日です。帝王切開で手術の日が決まっていても、陣痛がきてしまう場合もあります。いつでも車の運転ができる、正常な状態で付き添えるように、できる限りお酒の場は控えましょう。「タクシーに乗れば良いじゃん」と思うかもしれませんが、妊婦さんの場合事前に登録しておかないと乗車拒否されてしまうので注意してくださいね!▶事前に登録!(北海道ハイヤー協会)▶全国子育てタクシー協会出産に関する知識出産準備における、男性は??の人が多いかな、と思う要点をまとめました。単語 沐浴(もくよく)・ベビーバス 赤ちゃん用のお風呂(浴槽)のこと ミトン 手袋のこと ロンパース・カバーオール 上下がつながった洋服のこと 股下部分がボタンになっていて、おむつ替えに便利 産褥(さんじょく)ショーツ 防水・撥水布を使った下着のこと 悪露の手当に使用 悪露(おろ) 出産後に起こる、生理のような出血のこと 洗浄綿 赤ちゃんにおっぱいをあげる前に胸を消毒する 開陰した部分の消毒などに使用 産後パパにやって欲しいサポート産後1か月は安静が必要です!*厳密には検診で医師のOKが出るまでそのため家事・買い出しなど、その期間は特に協力しましょう!【完璧に】なんて出来なくてOKですからね。協力しようとする気持ちが大切です。家事編 料理 料理を作れたら◎ですが、お仕事などで難しいですよね。 食べたお皿を片付ける 無理しないでね、惣菜買ってくるよ、など声かけをする これだけでも全然OKです!! 掃除 多少の家の荒れは目を瞑ってあげましょう! どうしても気になる場合はご自分で、ササっとモップかけるだけでもOK ダスキンなど家事代行を利用するのも一つの手ですね。 洗濯 赤ちゃんがいると洗濯が増えます! 大人の分はクリーニングを利用したり、負担を軽減してあげましょう。次は、買い出しを頼まれた時にちょっと気を付けて欲しいポイントです。今の時代ネットで買うこともできますが、今すぐ必要!となる場合もありますので「買い置きしとけよ~」なんて思わず、協力してあげてくださいね。買い物編基本的に小規模店舗でなければ、薬局で解決できると思います。(だいたい赤ちゃんコーナーが用意されています。)お願いされた物が薬局で見つからない場合は、西松屋やアカチャンホンポなど子ども用品のあるお店へ行きましょう! おしりふき ウエットティッシュとは別です!代用はできません!! どうしてもおしりふきがない場合、手口ふきなら代用可能です。 赤ちゃん用 洗濯用洗剤・爪切り・綿棒など大人とは別の専用のものがあります。手続き無事に赤ちゃんが産まれたら、役所・勤務先・保険会社などへ様々な手続きが必要です。ママと赤ちゃんはお家から動けないので、パパが手続きしてあげてくださいね。 手続き場所 必要なもの 手続き期限 出生届 役所 出生届・印鑑 出生後14日以内 乳幼児医療費助成 印鑑 1か月検診まで 児童手当 認定請求書・印鑑・通帳 保険証・本人確認書類 出生月の月末まで 月の後半産まれの場合 翌月15日まで 健康保険証 社保:勤務先 国保:役所 社保:申請書・マイナンバー 国保:特になし 出生後、速やかに (1か月検診までに) *出産した本人(ママ)が申請する手続きは除いて、パパが申請代行できるものだけをご紹介しています。その他知っておいて欲しいこと 妊娠周期 妊娠〇か月とカウントする人が多いかと思いますが、正確には週で数えます。妊娠に気付くのが早い人で5~6週、妊娠2か月に入っている場合が多いと思います。 *不思議なことで、最終生理からカウントするので、赤ちゃんができていない期間も1週で数えるんですよ。 36~39週(10か月)で赤ちゃんが産まれてきます。 安定期(妊娠中期) 16~19週(5か月)くらいから。 妊娠を喜んで色んな人に報告したくなるかもしれませんが、安定期に入るまでは控えましょう。 出産報告 身内は別にして、周囲への報告はママに一言相談しましょう。 SNSへのアップについても、夫婦で相談した方が良いと思います。 お見舞い・訪問 出産直後のママの体はボロボロです。 いくら義理実家との関係が良好なママでも、毎日長時間のお見舞いは控えて欲しいのが本音…でも控えて欲しい!とは言えないものです。 パパが上手く間に入ってあげてくださいね。 また、前章でお伝えしたように、産後1か月は安静が必要です。 友人や同僚などの自宅訪問も、産後1か月が過ぎてママに相談してから日程などを決めましょう。まとめ 出産は母親・ママだけのものではありません! 他人事にならず、自分のこととして考えましょう。 人によって、して欲しいこと・やられたくない事が違います。 コミュニケーションが大切です。 出産は代われませんが、家事など代わってあげられるものは父親・パパが代行しましょう!!▶関連記事 こちらもオススメ ・・・ 出産祝いや内祝いのマナーについて!実際貰って嬉しかった出産祝いを紹介!