グリグリ パッキ
グリグリ パッキ
「入ったね!」
今回は写真も無く、文章ばかりで冗長なので、お忙しい方はスルーを。
夜中、ズっズっズっズー、ああ、今夜もブルが入ったなぁ。
翌朝、さあ、雪かきでもするか!
いつもは防寒長靴で出るのだが、先に様子を見るため、スノトレで外に出た。
ずっで~ん、ブルが磨き上げた路面でこけた。
あ痛たたっ。
右腕を下に転んで、腕が上がらない。時は3時半。
そのまま家に入り、う~ん。
カミさんが異変を感じ取ったのか、怪訝ンげな表情で大丈夫?
私「うっ、病院あくまで我慢する。」
朝、カミさんの運転手で隣町の病院へ、整形外科のある。
苦しそうに見えたのか、病院の玄関へ着いた途端、看護士さんがやってきて「車いすに乗りませんか。」
私「お願いします。」
まず、レントゲン撮ってきてください。
順番が来て、レントゲン室へ。
技師さんへ私「見るからに変形しているんですが。」
技師さん「はずれてるかもしれませんね。」
ジー、程なく技師さん「やっぱりはずれてますね。」
「お医者さんのところで、詳しく説明受けてきてください。」
「引っ張って入れますが、痛いですよ、入れば痛みが取れますから。」
お医者さん「本当はこの位置にあるのですが、こんなにずれてますね。」
レントゲン写真で、腕の一番上の関節を指さして。
続けて「レントゲン見ながら入れますので、またレントゲン室に行ってください。」
かくして、レントゲン室へ。
まな板の上の鯉ならぬ、寝台の上の私。
ゆっくり息をして下さいね、力が入るとなかなか入りませんからね。????
私「ひぃひぃ、ふ~」
研修医さんが来て、腕を引っ張る。
そのうち、ベテランさんのお医者さんも来て加勢。
研修医さんが腕を引っ張る。
ベテランさんが脇の下から腕を上方向に押し始める。
パキっ、
ベテランさん「もう一度!」
パキっ。
その瞬間、痛みが取れた。
「はいりましたよ!」
その後、CTで骨が掛けたり、ひびが入っていないかなどを詳しく調べた。
「骨には異常がありませんでしたよ。」
「3週間ほど固定してくださいね。すぐまたはずれることもありますので。」
骨折していなかったのは不幸中の幸いだった。
今の時期、結構こんな患者さんが見えられるんですよ。
気を付けているつもりだったが、甘く見た自分がいたのだった。
8年物の溝がすり減ったスノトレではなく、最初から滑りにくい防寒長靴を履いてれば良かったのだ。
反省・・・