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Motul Grand Prix of Japan2026
MotoGPもてぎ 観戦再挑戦 ~観戦記&ガイド⑥
体験した事の忘備録とともに次に行かれる方の参考にして頂けるガイドを書くことにした—
土曜日のラストレース
MotoGPスプリントからそのままS字の土手で観戦。
かなりの方が席を立ってしまっている。前回のMotoGP観戦の際、土曜日はピットウォーク列に並んでいたのでアジア・タレント・カップは観戦していなかったので今回が初観戦。
陽が傾き、風が出て冷えて来た。マイクロダウンとその上に薄手ジャケットを着て防寒対策。
Idemitsu Moto4 Asia Cup Race1
旧イデミツ・アジア・タレント・カップがMoto4と改名。
アジア・オセアニア地域のライダー発掘や育成を目的としたMotoGPサポートカテゴリー。全6大会で日本は第3戦。
イコールコンディションどころかマシンやツナギのカラーリングも一緒。
スタート直後のS字
予選2番手から#11富樫庫太郎選手がトップに立ち、レースを引っ張る。
10台くらいが集団でコーナーに飛び込んでくる。このシリーズでチャンプ獲って上に這い上がろうとガツガツ攻めてくる姿勢がとても良い。
#8國立和玖選手-#16知識隼和選手-#2松山遥希選手の日本人選手が1-2-3
富樫選手が転倒で戦線離脱。
#8國立和玖選手が代わってトップに。
全車同じカラーリングでゼッケンとヘルメットの差しかない(海外選手は白や黒、メーカーデザインのままだったりする)ので、見慣れていないと誰が誰だか良く分からない。辛うじて場内アナウンスを聞いて状況が分かる。
レース自体はバトルが多くて順位が目まぐるしく変わって面白い。お客さんが席を立たずに観てもらうように、興行的に強化するには選手の区別をつけやすくした方が良いのではないだろうか?
レース終盤に#16知識隼和選手がインに飛び込んで首位に
優勝:#16知識隼和選手
2位:#2松山遥希選手
3位:#8國立和玖選手
未来のMotoGPライダーの活躍に興奮を覚える見応えがあるレースだった。
陽が稜線に落ちる
場内無料ループバスに乗り東エントランスで下車。
イベント広場を通るとホンダとヤマハブースでMotoGPライダートークショーが行われていて、通路まで塞ぐほどの人が集まっていた。「この後に前夜祭に出てくれるだろう」と、そのまま芝生広場に向かう。(結果として前夜祭に出ない選手もいた…)
芝生広場に向かうと広場は人に埋め尽くされ、既に前夜祭が始まっていた。
前夜祭・MotoGP Night Live
金曜日、土曜日の夜に開催。Moto3~MotoGPまでのグランプリライダーが10分くらいずつチーム毎登壇してくれる。その後に音楽ライブが行われる。
朝から芝生の上には既にレジャーシートで場所取りが行われていた。
公式HPにも「ステージ観覧エリアでの場所取りは15:00まで可能です。場所取りをされる場合は、15:00までにお戻りください。」と、場所取りOKの記載があった。年によって流動的になる可能性があるので、事前に公式HPを読んでおいた方が良いだろう。
ステージ前方はトーク後に選手が投げるサインボールをGETできる確率が高い。特に子供が選手の名を呼べば、選手が直接手渡してくれる事が多々あるので場所取りも横行するわな。
芝生エリアのほとんどは座ってくれているが、後ろの方になると皆立ってしまう。
座りと立ちの境目で空いている場所を探してそこに座る。
出演者情報を見るとRed Bull KTM Factory Racingは終わってしまったようだ。
MCは青木宜篤さん。
Moto2
CFMOTO Power Electronics Aspar Team
到着した時にはアスパーの2名が登壇していた。
来季は両名ともMotoGP昇格するので注目度が高い。
ダビド・アロンソ選手
MotoGP昇格について「今までヒーローだったライダー達と競えるのが楽しみです」
ダニエル・オルガド選手
会場がチームカラーに染まる
12色くらいに変えられるスティックライトを会場入り口で貸してくれる。終了後に返却。
MotoGP観戦に行く前にYouTube生配信を見て、選手のフォトセッションで会場がチームカラーに染まっているのを見て「凄いな―! 観戦に行きたいなー!!」と思ったものだ。
Honda HRC
本来なら中上貴晶選手も一緒に登壇する事になっていた…。残念だ。
ルカ・マリーニ選手
今季、ただ一人全レースでポイント獲得について「マシンが良い方向に向かっている」
青木「ルカはマシンに対するコメントが多く、的確だと聞くけど?」
マリーニ「エンジニアはマシンに乗れないから、その代わりにインプレッションを話している」
ソムキャット・チャントラ選手
青木「(WSBKからMotoGPマシンの)乗り換えで手こずるかと思ったけど、すんなりいったのは準備してきた?」
チャントラ「チームやルカがマシンをしっかり作ってくれていたお陰」
「オグラとスシを食べに行ったよ。スシも好きだけどウナギが一番好き」
Pertamina Enduro VR46 Racing Team
ディ・ジャナントニオ選手も登壇する予定だったが、モルビデリ選手ひとりだった。
フランコ・モルビデリ選手
現れるなり「アオキサーン」と宜篤さんにハグ。
青木「VR46アカデミーで僕の事をバレンティーノから聞いているんでしょうね」
モルビデリ「日本文化が大好きでもっと知りたいけど、滞在時間が短くてできないんだ」
次の選手が到着するまでにMCの青木宜篤さんがバレンティーノ・ロッシ選手の話でつなぐ。ロッシ選手の話だとお客さんも飽きない。
「バレンティーノが初めて世界戦に出た10代そこそこの時に、日本に来た時に『家に泊めてくれ』って来て青木家の実家に2泊したんですよ」
「日本食を『うまい』と言ってくれてたんですけど、どうも食が進まない。日本人の❝米❞のようにパスタが無いとダメなようなんですよ。そこでパスタ作ったんです。30年前なんでパスタなんて今ほどメジャーじゃなくて(※ ちょうどイタメシブームがあったのでは?)、乾麺のスパゲッティに缶詰めのミートソースで作ったら『うまいうまい』とめちゃくちゃ食べてました」
「3日目に用事があるので『次はノビーさんヨロシク』って引き渡したんですけど」
「バレンティーノから(モルビデリ選手らが)色々と昔話を聞いていたんじゃないでしょうか?」
Prima Pramac Yamaha MotoGP
ヤマハブースでのトークショー後に来てくれた。
ジャック・ミラー選手
盛り上げ上手のミラー選手。会場を沸かせる。
「今年2度目の日本。鈴鹿では良い成績だったから、明日も雨降ればいいのに笑)」
「ここ(もてぎ)ではもう会えないけど、鈴鹿には行くからね」
めっちゃ期待してしまう発言。ヤマハファクトリーレーシングが来年の鈴鹿8耐も参戦してくれることを切に願う!
トプラック・ラズガットリオグル選手
整った顔立ちだ。
鈴鹿8耐での川崎トークショーでは見せなかった笑顔が見られた。
最後に逆立ちを披露してくれて、大幹の強さを感じた。
Aprilia Racing
ライダーチャンピオン争い、チームタイトル争いをしているアプリリアファクトリー。
ホルヘ・マルティン選手
青木「マドリードに日本食レストラン『雲』を出店したんですよね」
マルティン「『スパイダー』じゃないよ。日本食は大好きなんだ」
「スプリントではタイヤがダメになって、あと1周あったらリタイアしていたかもしれいところまで追いつめられていたんだ」
マルコ・ベゼッキ選手
「開幕後は良かったけど骨折してしまい、調子を取り戻すのに苦労したよ」
「スプリントではタイヤが速くだめになったので、明日は考えないといけない」
タイヤ問題について宜篤さんは「明日は全員ハードしか使わないでしょうね。ミシュランからもその指示が出るでしょう」
AEON Credit-MT Helmets-MSI
山中琉聖選手
現れるなり「みんな盛り上がってるかーッ!」「右席いいかー!」「左はーッ⁉」「後ろはー!?」と、まるで音楽ライブの会場のように盛り上げてくれる。
強いて言えば「❝2階席❞はー!?」とボケて欲しかった。
ハキム・ダニッシュ選手
山中選手と何かゴニョゴニョとしているので「ネタの打ち合わせ?」と思いきや―
ダニッシュ「何話したらいい?」
琉聖「明日の事を話すんだよ」—との会話だった。
不慣れなのかめっちゃシャイなダニッシュ選手。
Idemitsu Honda Team Asia
古里太陽選手
太陽選手は(TVやトークショーで)小椋藍選手絡みの質問が多くてチョット可哀そうな気がする。
「木曜日の朝、藍君と釣りに行ってきました」
「藍君は今年日本を本拠地にしているので、釣り道具を預かってるんですよ」
「釣りは好き?」の質問に「あまり好きではないんですけど、ああいう時間の潰し方が楽しいです」
「小椋選手とはどんな話をしているんですか?」と聞かれ
「小椋さんとはバイクの話ばかりですね。お互いああしたいこうしたいと自分の事を言ってるだけで…」
「明日はあまりテレビに映らないと思いますが、頑張りますので応援よろしくお願いします」
マリオ・アジ選手
性格的なものか、あまり笑顔を見せなかった。鈴鹿8耐の時もそうだったかな?
二日間の大トリを務めるのはやはり―
SuperFile Trackhouse MotoGP™ Team
お客さんに向かって一礼する小椋選手
登壇してお客さんに向かってしっかり一礼するところが礼儀正しい小椋選手。フェルナンデス選手も習ってぎこちないお辞儀をする。
ラウル・フェルナンデス選手
「オグラは今、一番速い。」
「スプリントではタイヤがもたなくて厳しかった。明日はミシュランが用意するタイヤで行くしかない」
小椋藍選手
「ラウルは高速コーナーが速い。あんな風に出来たら良いなと思います」
青木「それを太陽につぶやいてるんですか? 太陽が『小椋さんの愚痴聞いてる』って言ってたけど」
「え? 太陽が『小椋さん』って言ってたんですか!? そんなの公式の場で言うの初めてじゃないですか!!」
友人が土曜日からの観戦で1日パドックに入っていた。お互い連絡は取り合っていたが「オーバーナイトスクエア行って話そうか」と昼間は言っていたものの、夕方から冷え込んできたので断念した。
駐車場に帰る途中で歩行者グループと車とのトラブルがあった。口論だけでなく歩行者が車を蹴っていた。それだけで交通も遮断。見かけただけでも気分が悪くなる。観客が増えるとマナーが悪い者も多くなるのが困る。
寒かったが仮設シンクで頭と顔を洗う。目を開けると横では野外調理した油のフライパンを洗っていた。
濡らした手拭いをシャツの下に入れて体を拭く。下半身は車内で体拭き用ウエットティッシュで拭く。 車内で水で作れる「冷しカップヌードル」「きのこご飯」、納豆を食べて夕食にする。炭水化物だけでなくタンパク質も取らねば。
明日はレース後、すぐに駐車場脱出せねばならないので、夜の内にできるだけ荷造りをしておく。汚れた衣類も綺麗に畳まねば荷物ががさばってしまう。コレクションケースも割れないようにキッチリ収納させる。
ハンディライトを落として壊れてしまったので、ランタンも持って来ておいたのは正解だった。
冷えたので寝袋を持って来ておいて良かった~。最初は重ね着してブランケットで済ますつもりだった。危ない危ない。
つづく