ジョナサン・レイ キャップ 20
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スーパーバイク世界選手権(WSBK)を6連覇したジョナサン・レイ選手が、今季限りで現役を引退すると報じられた。
昨年からヤマハに移籍し、転倒・怪我を繰り返し、かつての栄光とはほど遠いシーズンを送っていたので「ついにその時が来たか…」との思いがある。
それでも最強王者だった選手の引退発表は「寂しい」の一言では済まされないものがある。
2018年7月の8耐テスト初日
2018年からの鈴鹿8耐参戦が思い出深い。
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの日本4大メーカーが激突していた。チームグリーンがカワサキ最高チームとして参戦。
「カワサキが勝つにはジョナサン・レイ選手を呼ぶしかない!」の機運が高まり、遂にWSBK4連覇中の現役チャンピオンが参戦となった。
7月の初テストには多くのお客さんが訪れたものだ。
テスト2日目
あまりに多くのファンがピット裏に集まったため、走行終了後「着替えるから」と控室に入り、その後出てきて臨時サイン会を開いてくれたほどだ!
WSBKチャンピオンでありながら、集まったファンにサインし、写真撮影に応じてくれるジョナサン・レイ選手に感激した。
予選で出した2分5秒168は当時は圧倒的な速さで、チャンピオンの実力を示した。
決勝ではヤマハファクトリーを追う展開に。セーフティーカー中にピットインのタイミングを待っていたジョナサン選手がまさかの転倒(ジョナサン選手は8耐では割と転倒している)。3位に終わった。
翌、2019年にカワサキは遂にWSBKに参戦するカワサキレーシングチームそのものを鈴鹿に呼び寄せ『Kawasaki Racing Team Suzuka 8H』としてファクトリー体制で必勝を期した。
ジョナサン・レイ選手+KRTはひとつのブランドとして崇高なものだった。
2019年6月のテスト レオン・ハスラム選手とランデブー
WSBKシーズン前テストでお馴染みのテストカラー。
まさにWSBKらしい美しいKRTのピット
4大メーカーが真っ向対決になった2019年は面白いレースだった。
転倒、赤旗終了—と、センセーショナルな幕切れになったが、カワサキが26年ぶりに鈴鹿8耐を制した。
翌、2020年も早々にKRTとして鈴鹿8耐連覇に向け参戦を表明…していたが、コロナで大会中止に。
❝本業❞WSBKでは6連覇を達成していた。
2022年7月テスト アレックス・ロウズ選手とのランデブー
2022年はコロナの影響が残り、渡航問題等で多くの海外勢が不参加。その中にあって前回優勝のKawasaki Racing Team Suzuka 8Hはフルメンバーでの参加を表明してくれた。
2019年にはできなかった観客の前での優勝トロフィー贈呈式
決勝ではトップHRCに追いつこうとプッシュし過ぎて二輪専用シケインで転倒(この年もやってしまう)。大事には至らずポジションはキープするも逆転するチャンスを逃してしまう。
周回遅れにされて屈辱の2位。
鈴鹿8耐で再び勝利できぬままカワサキはレース体制を縮小。ジョナサン選手もヤマハに移籍した。
もう鈴鹿8耐を走る機会は無いかもしれないが(一度引退した選手が選手復帰するのも8耐の良さ!)、せめてゲストとして鈴鹿を訪れて欲しいと願う。
今シーズン残りのWSBKを走り切り、表彰台に立つ姿を見せて欲しい!
このDVD↓は持っていて、今でもたまに見返す。
分かっていてもジョナサン選手の転倒シーンは声を上げてしまうのだ