J-GP3 V4 尾野弘樹選手/P.MU 7C GALESPEED 全日本ロードレースMFJGP
2024全日本ロードレース最終戦・MFJ-GP
J-GP3
優勝/シリーズチャンピオン
尾野弘樹選手/P.MU 7C GALESPEED/NSF250R
最終戦までもつれ込んだJ-GP3のチャンピオン。
Moto3を経験したベテランの尾野選手が最終戦まで手こずるほど成長した若松怜選手との一騎打ち。予選は若松選手にポールポジションを奪われた。
若くて将来が楽しみな若松選手がステップアップするには大きな壁として立ち塞がる。
ピット裏に飾られた「ヒロキのマーチ」
バイク情報番組『Like a wind』ではライディングレッスンをされる準レギュラー(?)。大阪モーターサイクルショーにも来て下さり、関西ではお馴染みだ。
決勝に向けてピットアウト
J-GP3決勝後に行われるピットウォーク列に並ぶために、スタートだけピットビル3階テラス席で観て、後はネットの『motoバトルLIVE』で観戦。
数十メートル横で走っているのに生ではなくネット配信で観るとは妙な感じだ。しかも10秒くらいタイムラグがあると分かった。
スターティンググリッドに向かう
予選3番手に付けた高杉奈緒子選手が伏兵だった。彼女にとっては全日本初優勝も手に届きそうな好走。尾野選手、若松選手、高杉選手の3名によるバトルが展開された。
『motoバトルLIVE』のチャット欄では高杉選手がチャンピオン争いを邪魔している—ような書き込みがあったが、どんな状況においても優勝を、ひとつでもポジションを上げようと走るのが競技者なのだ。その書き込みはほぼスルーされていた。
J-GP3決勝スタート
ファイナルラップの終盤、配信ではまだ130Rくらいの時にスタンドから「うわぁ!」と声が上がった。何かあったか?
若松選手がシケインでコースアウト。直ぐに復帰しようと焦るあまりに高杉選手のラインを塞ぐ形になった。制動をかけた高杉選手だったが接触して大きく遅れてしまったのだ。これは…。
何度もシケインでオーバーテイクしていた若松選手だが、百戦錬磨の尾野選手に対して同じ戦法を何度もしかけては❝ここ一番❞で封じられてしまうのは当然。❝奥の手❞は最後まで隠しておくべきだった。
尾野選手は優勝してチャンピオン・四連覇を確定した。
ピット裏でのファンサービス
土曜日走行写真に尾野選手のサイン+「V4」を書いて頂いた
年間表彰式







