F1タイヤテスト水曜日に行ってきた 後編 | CLUB24-にいよんー

F1タイヤテスト水曜日に行ってきた 後編

 F1日本GP後の火曜・水曜日に行われたピレリのF1タイヤテスト

 年間数回を各チームで分担するそうだが、日本人ドライバーが所属するビザ・キャッシュアップ・RBを鈴鹿サーキットの担当にしてくれるとは、ピレリも粋な計らいをしてくれるものだ。

 角田裕毅選手が走行する水曜日に観戦に行く事が出来た。

 

 鈴鹿サーキットの桜は満開になっている。今年は遅咲きだったのでF1開催期間に満開を迎えるという最高のコンディションだった。外国の方からしたら「これぞニッポン!」という感じだろう。

 水曜日もまだまだ桜が美しかった。

 

角田裕毅選手/RB・VCARB 01/ホンダ

 メインスタンドから1~2コーナーを抜けるところを撮影

 当日はA席から始めて、最終コーナースタンドに行ったりグランドスタンドに行ったりとウロウロしていた。

 大口径望遠レンズを使う多くのお客さんは、二枚の中網を❝飛ばして❞最終コーナースタンド下段からシケインを駆け下りてくるマシンを撮影していた。ところがドルフィンが使うコンパクトデジカメでは、一旦、遠方にピントを置いてからシケイン出口にカメラを向けても(一応工夫してみた)金網1枚がハッキリ写り込んでしまった。これでは無理だった。

 

 スタンドからNIPPOコーナー方面を撮影

 実況アナウンスによると、タイヤテストはピレリが用意したプログラムをこなすのだそうだ。

 なので角田選手、バルテリ・ボッタス選手、それぞれ異なる周回数でピットイン&アウトを繰り返していた。

 ボッタス選手のキック・ザウバーは、ピットインしてレース時のようにタイヤ交換して再スタートさせていた。F1ピット作業も見られるなんて嬉しい。

 

キック・ザウバーのピット作業

 キック・ザウバーはセッティングを変える際も一旦ピットロードでタイヤ交換作業を行ってからピットに車両を入れていた。

 その際、ボッタス選手は驚くべき早さでマシンから降りたのだ。考えてみればアクシデントが発生した場合、ドライバーは瞬時にマシンから離れなければならないのだから。

 だが、その早さたるや常人が仰向けに寝ている状態から立ち上がるよりも早いかもしれない。

 ドライバーがマシンから降りる様子など、通常のレース時でさえも観る機会はほとんど無い。これも見られて良かった。

 

出走の合図を待つ角田選手

 

 ビザ・キャッシュアップ・RBがマシンのセッティングを変更している時間、角田選手がピットを離れてピットウォールまで出てきてくれた! (決して昼休みではなく、仕事の合間)スタンドにいるファンに向けて手を振ってくれた~ッ! このタイミングにスタンドに来ていたのはラッキーだった。

 こうやってファンサービスしてくれるところも角田選手の良い所なんだよなぁ~。

 

角田選手が出てきてくれた~ッ!

 ❝萌え袖❞になっているのは、多分、角田選手の体がゴッツイので体が入るサイズを着ると袖が長くなるからではないだろうか?

 

 余談だが—

 (全ての選手に該当する事だが)例えば…内輪で角田選手の話をする時は「角田君」とか「ツノっち」とか言っても、万人が目にする機会があるSNS等では「角田選手」と表記するようにしている。「固い」と思われるかもしれないが、選手をリスペクトしている表れとしてドルフィンはそのようにしている。

 

 

バルテリ・ボッタス選手/ザウバーC44/フェラーリ

 

ほぼ解体され骨組みになったレッドブルのゲストハウス

 レッドブルのゲストハウスをSNS等で見て「あれはどこにあるのだろう?」と思っていたら、NIPPOコーナー出口に建てられていたようだ。F1では広告の制約から従来のネーミングライツで付けられたコーナー名で呼ばれないので「第7ターン」と呼ばれても分からなかった。

 たった3日間のためにこれほどの施設を建造するなんてF1はスケールがデカイしBIGマネーが動く世界なんだなとつくづく思う。

 その世界の主役=ドライバーはやはりスーパースターだ。

 

ホンダ・レーシング・ギャラリー

 お昼に「レーシングシアター」を作り直して誕生した「ホンダ・レーシング・ギャラリー」にも行ってみた。

 F1開催時にオープンしただけあってホンダF1が展示してあったが、8耐期間はやはり2輪レーサーになるのだろうか?

 

午後になると風が強くなった

 午後になると鈴鹿特有の強風が吹くようになった。

 「昼間は暑くなる」予報だったので、半袖シャツの上に小さく仕舞えるマイクロダウンを着ていたが、暑くて脱ぐどころではない。むしろ車に置いてきたベンチコートを取りに戻りたいくらいだった。

 

午後の走行から従来のヘルメットを使用

 角田選手は午前の走行では日本GPスペシャルヘルメットだったが、午後からは通常カラーのヘルメットに変更した。

 午後はロングランをこなした。

 ロングランをこなし、午後5時までの走行時間を30分くらい残してタイヤテストを終了した。

 帰りの出待ちをされていた方の話では、角田選手は早々とサーキットを後にしたそうで「かなり疲れていた様子だった」そうだ。

 

テストを終了してマシンがピットに入る

 

 一方のボッタス選手は時間ギリギリまで走行を続けていた。

 3日間のGP期間を経て月曜日には自転車でロングランし、その後のテストも2日間走り切るとは体力の化け物だ! 世界のトップで活躍を続ける選手って凄いな。

 ピザが食べられる「GRAN VIEW」の二階席に入る事ができた。それを知ったのはもう走行時間終わりがけだった…。もったいなかったな。

 初めて建物内に入った。

 

GRAN VIEWから

 ストレートエリアでしか観戦できないので「一日いることも無いかも」と思っていたが、どうして、最後まで観ていた。やっぱりF1は魅力がある。

 来ることができて良かったな。

 

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