日本GP撮影写真公開「村上もとか展」講演会編 その③ タイヤもの他 京都国際マンガミュージアム | CLUB24-にいよんー

日本GP撮影写真公開「村上もとか展」講演会編 その③ タイヤもの他 京都国際マンガミュージアム

京都国際マンガミュージアム 「村上もとか展」講演会編 ③ タイヤもの他

 京都国際マンガミュージアムで開催中の「村上もとか展」後期展示と京まふイベントの一環として「村上もとか先生 講演会とサイン会」が行われた。

 

講演会禄その③

 こうやってブログに残さないと、自分自身、村上もとか先生のお言葉を❝聞いただけ❞で忘れてしまうので、忘備録としても残しておきたい。

 

 トークの内容はドルフィンがノートにメモした内容をリライトしたものです。言葉遣いや内容に違いがあるかもしれませんのでご了解を。

 タイヤものについては…次の人に描いて欲しいですね。

 

 この写真は'77年の日本GPですね。

 

村上もとか先生が撮影した'77F1日本GP写真

 プレスルームやドラサロ、地下トンネル、混み合う売店の様子まで撮影されている。

 ドラサロやスタンドのシーンあった!

 

サイン会で『赤いペガサス』最終巻に村上もとか先生のサインを入れて頂いた

 「高校の頃に買った初版本です」とお伝えすると「そうなの!」と驚かれた様子。

 表紙をめくったところにサインをとめくられたが、古くて焼けていたので「表紙にお願いします」と表紙に書き入れて頂いた。

 高校は全寮制だったので、入学の際に持っていたコミックスは友人に譲ってしまい、初版で持っているのは最終巻のみ。

 

 モトクロスに関しては親戚がB級ライセンスを持っていて競技に出ていたので『アウトラン』というチームを作って、一緒に応援しながら写真を撮っていました。

 バーバキューしながら観るのが楽しみでした。

 一緒に参加しているのが楽しいですね。

 ちょうどアウトドアが充実してきた時代でもあったので、モトクロスはウケると思ったのですが…時代が早かったですね。

 うぉぉぉッ! ドルフィンの質問3回目だぁッ! レース好きドルフィンにとっては一番聞きたかったところ。

 

 京都で気に入っているのは「嵐山」です。渡月橋や竹林…そこで過ごしたいくらいなんですが…無理ですねぇ。

 

 子どもの頃に朝、ちゃんと起きれなかったんです。中高になっても直らなくて。

 時間通りに通う人にはなれないだろうな、自分の家にいて好きなように寝ていてできる仕事が良いなと思っていました。

 後に漫画に出会って漫画家になったのですが、実際に始めたらとんでもない事だったんですね。全然寝られない(笑)。

 

 『ドクン』はレースものが最初ですね。コクピットに納まって心拍が物凄く上がるのが印象的だったので。

 (映画)『ミッドナイトエクスプレス』を観て心音が効果的に使われていて、これは他の時にも使えるなと。

 

 ちば先生のように週に4~5日は歩くようにしています。歩いているときは漫画描かなくていいから(笑)。

 『侠医冬馬』はプロダクションを解散した後なので、自分ひとりとリモートでかわのいちろう先生に描いてもらっているので、連載のペースを半減して書き溜めての連載にしてもらっています。

 

司会:村上もとか先生と荒木飛呂彦先生は歳取らないと言われていますから。

 

 ある意味荒木先生は吸血鬼ですね(笑)。

 健康のために味噌汁飲んでいます。

 

 気に入った言葉…「おこしやす」(笑)

 

 人気のあるのも無かったものも線一本一本描いてきたので、どれも可愛い。

 強いて言えば『渚』かな。

 生まれ育った神奈川・江の島を舞台に女の子を主人公にしています。

 あの時代を思い出してあの時代の雰囲気を描きたかった。

 どれか一作と言ったらこれを渡したいです。

 

 最後に村上もとか先生からのお言葉が。

 

 これで2回目になりますが、我々漫画家は一生の内でなかなか読んで下さる方に会う事がありません。

 自分たちが思いを込めて描いた原画を観て下さった方との交流ができるのはとてもうれしいです。

 ありがとうございました!

 

 トークショーの終わりに村上もとか先生からサプライズ!

 コンビニで販売されている縮刷版の『仁-JIN-』と『龍-RON-』を合わせてサイン入りで50名にプラゼント!!

 会場には約150名が入っているので確率は1/3! 講演会事前申し込みの番号が抽選対象。

 クジ運悪いからな~。

 抽選箱から番号が書かれた紙を取り出す村上先生。スタッフがホワイトボードに番号を書いていく。

 「あと20枚です」スタッフが言う。まだ番号が書かれない。ハラハラドキドキ。

 キタ~ッ! 当たった~ッ!! めっちゃ嬉しい。先生、ありがとうございます。

 

「27」番がドルフィン

 スタッフからランダムで袋に入ったコミックが渡される。好きな『仁-JIN-』が手渡された。ラッキ~♪

 今回行った甲斐があったよぉ。

 

一人一人とお話ししながらのサイン会

 村上もとか先生、ありがとうございました。

 

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