#3 広島・ヌマジ交通ミュージアムで「高橋徹 展」が開催 マーチ832や愛車ファミリアが展示
広島市にある「ヌマジ交通ミュージアム」では夏季企画展「ル・マンを駆け抜けた737C・787B」が開催されている。
同時にスポット展示として「瞬く間にF2に駆け上がった広島出身のドライバー 高橋徹」が併催。
知り合いが行って来てパンフレットと撮影写真を送って下さった。ブログ掲載OKとの事だったので掲載させて頂く。
パンフレットはマツダのル・マン24時間レース参戦の歩みが参戦マシンの写真と共にけいさいされている。これだけで十分凄い!
さらにはマツダ737Cのレストア経過を写真付きで紹介。
優勝レースの写真やJSPC用787Bも詳しく掲載されている。
パンフレットとは思えぬ情報量。
マツダ特集の後には高橋徹選手の生い立ちからレーシングドライバーとして活躍するまでが写真付きで紹介されている。
ここまで詳しい内容は見た事が無いッ!
裏表紙(表4)は徹選手のマーチ832
高橋徹選手はドルフィンがモータースポーツを一番純粋に夢中になって観ていた時のドライバーだ。日本でF1開催されていない時期でもあった。
まだ自動車メーカーが支援したドライバーがF1に乗るということが無く、ヨーロッパのF2、F3での活躍が認められてシートを獲得するのが定石だった(あるいは莫大な資金を持ち込んで得るのは今も同様)。
日本のトップドライバー達もヨーロッパ遠征したものの思うような結果が得らえなかった。
そうした中で、BMWのワークスエンジンを獲得したヒーローズレーシング所属の高橋徹選手は成績次第で「BMW支援でF2」→「F1」への道が開ける可能性があった。当時のF2はBMWがエンジン供給していたからだ。
果たして徹選手は開幕戦2位。第4戦JPSトロフィーではコースレコードでポールポジションを獲得した。
眩しすぎるくらいに輝いていた。
鈴鹿F2初観戦したJPSトロフィーレースでP.P.。選手宣誓を行った
ゴールデントロフィーレース マーチ832/BMW
富士GC第2戦
話を戻すと―
高橋徹選手がドライブしていたマーチ832/BMWは、翌年、中嶋悟選手の富士GC用のシャシーとして使用されたそうだ。
そのGCマシンが発見されたのが2021年の事。モータ誌にも掲載されたが、ドルフィンは知り合いからいち早くその情報を得ていた。そしてF2としてレストアする方向でいる事も。
今回の展示ではマーチのシャシーとGCのカウルも展示されている。
ドルフィンは徹選手と直接お会いする事はなかったのでサインを頂くことも無かった。
パンフレットによると展示のスーツ、ヘルメット、鈴鹿等は広島に拠点を置く片山右京氏の自転車チーム・Team UKYO Reveが所蔵しているそうだ。
片山右京選手のヘルメットデザインは高橋徹選手のヘルメットデザンをオマージしているのだ。
ヘルメットにBMWのエンブレムが入っていたのか! この写真で初めて知った
マーチ832のシャシー
レストアに向け832カウルも少しずつ集まっているそうだ。
近い将来、再び鈴鹿サーキットを走る姿を見せて欲しい。
’84年の富士GC・MCSⅤカウル
富士GCマシンとして現代まで眠っていた。
徹選手の愛車だったマツダ・ファミリア
ドルフィンの知り合いが現在の所有者で、現役で走っている。
『ハチマルヒーロー』誌にも掲載された。
この車で寝泊まりして鈴鹿サーキットに行っていたんだなぁ。ある意味レースカーよりも徹選手の人生が詰まっている。
実車を観に行きたい! でもなかなか広島までは行けないのが現状。
パンフレットと展示写真を送ってくれた知り合いに感謝。
最後になりましたが、’83年富士GC最終戦でお亡くなりになった方に哀悼の意を申し上げます













