チーム一体のスーパーフォーミュラ初優勝 松下信治選手/B-Max Racing 鈴鹿2&4 | CLUB24-にいよんー

チーム一体のスーパーフォーミュラ初優勝 松下信治選手/B-Max Racing 鈴鹿2&4

鈴鹿2&4レース スーパーフォーミュラ第3戦

 スーパーフォーミュラで初優勝した松下信治選手。応援していた選手だったので感激も大きかった。

 失礼ながら、強豪チームが多い中でB-MAXが優勝できるマシンを仕上げられるとは思っていなかった。B-MAXがTwitterで行っていた優勝当てクイズですら松下選手を「優勝」にするのはヨイショしているみたいで書けなかった。

 ネットニュースのB-MAX Racingのリポートを読むと自分は大きな間違いをしたシロウト考えだったことが分かった。

 

優勝松下信治選手/B-Max Racing Team

 F1直下のGP2&F2に参戦して優勝はあったがステップアップできるほどの結果は残せなかった。

 一旦は日本に戻りスーパーフォーミュラに参戦するもホンダに直訴してF2に再チャレンジ。この必死の活動に「上を目指すためにはこうでなくては」と胸を打たれた。

 しかし、資金を持ち込んだジュリアーノ・アレジ選手にシートを奪われて参戦中断に追い込まれた。

 スーパーGTではホンダからニッサンに移籍。が、ニッサンはスーパーフォーミュラにエンジン供給していないのでシートは無いものと思われた。

 第2戦以降からホンダエンジンを使用するB-MAXから参戦する事が発表された。「喧嘩別れしたホンダからエンジン供給されるのは違う」との声もあったが、ドルフィンは逆に「どんな事をしてでも」とのハングリーさを感じて一層好きになった。

 JAF-GPでのポール獲得が評価されてか、今年は再びホンダに戻ることになったのだった。逆境にありながらも実力で評価を変える―そこにシビレるあこがれるぅ!

 もう一人の推しドライバー、阪口晴南選手もそうだ。 

 昨年最終戦JAF-GPではポールポジションを獲得した鈴鹿だったが、今回はQ1を危うい5番手で突破。

 Q2でもポールポジションの36秒台にすら届かず9番手スタートになる。

 「今回はうまくいっていなかったんだなぁ」と雨になる決勝ではさらに表彰台は難しいだろうと思っていた。

 

NOBさんの後ろ姿とB-MAXのお姉さん❤

NOBさんの良い写真が撮れなかったので、B-MAXブースの等身大パネル

 

 ネットニュースのリポートを読むと、朝のフリー走行でレインタイヤで31周の決勝を走り切るのは無理と判明。

 特にフロントのレインセッティングを重視して、決勝はタイヤ温存作戦をとる事に決めたそうだ。

 フリー走行はあまり走っていなかったのであまり写真が撮れなかったのだが、セッティングに時間を費やしていたのか。

 フリー走行からレースのシナリオは始まっていたのだ。

 

決勝

 スタートでジャンプアップ。

 雨は降っていたものの数周してレコードラインの水気が少なくなるや早々に水溜まりを走るようになった。「もうタイヤがやばいの⁉」と見ていて不安だったが、これも当初からの作戦の内だったそうだ。

 トップの野尻智紀選手や2番手に上がった牧野任祐選手がレコードラインで飛ばす中、タイヤがもたずにピットインを強いられる選手も現れてきた。

 ラスト数周から水溜まりを選びつつスパート。水溜まりを選んで走っていたのはこの時の為だった。

 1周での差の縮まり方が大きいのでスタンドは「イケイケ」状態で興奮。

 牧野選手を攻略した時は大歓声が上がった。―がそこで終わらなかった。

 あれだけ大差だったトップ野尻選手にぐんぐんと追い付いてくる。「松下選手のオーバーテイクシステムは残り僅か。対する野尻選手は十分」とアナウンスがある。追いついても抜けるかどうか…。

 ―などと心配するほども無く、最後の大攻防戦に場内ヒートアップ。拳を振り回して「行けいけ~!」と興奮して応援するなど何十年ぶりだろうか。

 ラスト2周の1コーナーで野尻選手を抜いてトップ浮上。「やったぁぁぁッ!」

 あとは最後の1周を無事に走り切るだけ。

 

松下選手もB-MAXもスーパーフォーミュラ初優勝

 こんな漫画みたいな大逆転のレースを観るなんて初めてかもしれない。

 応援してきた松下選手の初優勝を見る事ができて、雨でも観戦して本当に良かった。

 

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