長年の憧れ『赤いペガサス』ケン・アカバのSV01改 1/43ミニカー | CLUB24-にいよんー

長年の憧れ『赤いペガサス』ケン・アカバのSV01改 1/43ミニカー

 グッドスマイルカンパニーから発売された1/43ミニカー、サンダーボルトSV01改村上もとか先生のF1漫画『赤いペガサス』の主人公マシンだ。

 13,800円とめっちゃ高価。だが昔から欲しかった1台なので速攻で飛びついてしまった。

 ミニカーの勢いがあった頃は京商1/64シリーズで「赤いペガサス・シリーズ」をやってくれないかな? と願っていたが叶わなかった。

 ’70年代に発売されたポピニカは既に入手困難。ガレージキットが売られていたが納得がいくように作ることは自力では無理。

 15年くらい前にミニカーショップロムのショーケースで特注品のSV01改が売られているのを見た。当時でミニチャンプスの4~5倍の価格が付いていたのでとてもじゃないが手が出せなかった。

 価格麻痺した今でさえ高額だったが「この機を逃しては」との気持ちが大きかった。

 

パッケージもサンダーボルトカラー

 憧れのマシンをようやく入手した喜びがあった。

 だが、ミニカーを見ると全体的に空白感があった。それもそのはず、架空タバコメーカーであるBIRTON以外のスポンサーロゴが全く無いのだ。ノーズのシェルもタイヤメーカーもNGK、KYBも全て無い。

 大手ミニカーメーカーはもちろん、廉価版のF1マシンコレクション等でさえも細かなロゴが入っているのだから拍子抜けだ。

 キャラクターものを手掛けるグッドスマイルカンパニーなので、そこまでの版権は無理だったのだろうか?

 これはもうデカールを自作するしかないか!?

 タイヤメーカーに関しては「タイヤテスト版」と言ってしまえば済んでしまう。

 しかし、リアタイヤ前のカウリングの造りを見るとタイヤがブリヂストンに変更された後の仕様になっている。デカールを自作するならブリヂストンにしなくてはいけない。

 

 更にケン・アカバは「日系英国人」なのでネーム上にある国旗も日の丸とユジオンジャックの二つあるのが正解。ところがミニカーでは日の丸しかない。作った方は原作を知らないのか?

 ミニカー自体は原作同様、美しいプロポーション。露出したコスワースDFVエンジンやリア駆動系が造られている。

 サイドスカートも台座に接するくらいまでに設置されている。

 ボディ側面のラジエーターは印刷ではなく立体的に作られている。リアウイングを止めるネジ3個も原作のまま。

 フロントサスペンション根元のカウルは本当に空力良さそうに見える。
 

ケン・アカバがコクピットに座る

風防はクリアではなレジンボディに着色

 ケンのフィギャのヘルメットがマシンに対して一回り小さい気がする。

 近年F1のようにドライバーを守るサイドプロテクションのようなカウルになってしまっている。

 

 白/赤の日本ナショナルカラーのSV01だが、実際にこの配色だと知ったのはレコードジャケットだった。

 少年サンデー誌上ではカラーページではなく、あってもマシンの配色が分かるものではなかった。コミックスもコミックのコマを使った独特の色使いだった。コミック用書き下ろしカラーではなかったからだ。

 イメージ的にケンのヘルメットは黒、マシンも白/紺かなと思っていたので「赤」と知った時には違和感があった。

 SV01、SV11も続けて発売して欲しい。

 ―あ、でもこんな高額だったらそうそう買えないので1年に1台の発売ペースでお願いしたい。

 

にほんブログ村 バイクブログ バイク モータースポーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 車ブログ 車 モータースポーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村