鈴鹿2&4 JSB1000ダブルウイン中須賀克行選手/ヤマハファクトリー
日曜日の朝は人もまばらなGPスクエアだったが…
鈴鹿2&4レースは土曜日、日曜日ともに日帰りして観戦した。
当初、土曜日は天気が崩れるような予報もあったが両日ともに天候に恵まれた。風が強かったので個々人の飛沫を吹き飛ばすには丁度良かったかもしれない。
土曜日マスクはウォルターウルフレーシング
日曜日マスクはジョンプレイヤーチームロータス
全日本ロードレースJSB1000クラス
土曜日にレース1、日曜日にレース2が行われる2レース制。
レース1に鈴鹿8耐の出場権をかけた「トライアウト1stステージ」がかけられているために参加台数が多いのが嬉しい。台数が多いため、予選はA/B二組に分かれて行われた。
トライアウト挑戦チームの上位18台が出場権を得られる。
レース1、レース2:優勝
中須賀克行選手/YAMAHA FACTORY RACING TEAM
土曜日午前中の予選
予選AB両組合わせても唯一2分5秒台に突入して圧巻のポールポジション獲得。
予選のセカンドベストタイムでレース2の予選順位が決定するが、こちらもポール。
ヤマハファクトリーは鈴鹿8耐に参戦しないため、トライアウトとは無関係。
中須賀選手がゼッケン「7」を付けているのがしっくりこない。
他の選手も指定ゼッケンになったのでゼッケンと選手が一致しない!
予選を終え、拍手で迎える観客に手を振って応える中須賀選手
ピットビューイング2回目に入場。15分で1,500円は高すぎる!
それでも入りたくなるお客の足元を見た商売だ。知り合いには「入ったらすぐ終了になった」方もいた。
ヤマハファクトリーピット
JSB1000レース1
土曜日のレース1は逆バンクに移動して観戦。
ここからはピット上にあるモニターが見えるし、スピーカーの前に座れば展開が把握できる。ただし、スピーカーから外れてしまうと聞こえない。
Astemo Honda Dream SI Racingの清成龍一選手がスタートでトップを奪う。3番手にTeam ATJの岩田悟選手が続いた。
デグナー出口でマルチクラッシュ発生
セーフティーカーが導入される
レース再開後、清成選手の背後に付けていた中須賀選手が仕掛けてトップを奪取
チェッカーに向かって独走態勢を築く
チェッカー後、No1ポーズで喜びを表現する中須賀選手。カッコイイ
日曜日のJSB1000レース2
V1席に座ってスタート前進行から観る。
ポールの中須賀選手は手前の金網にかかってしまうので、AFのみのコンパクトデジカメではとても撮影しにくい。他の場所で距離のアタリを付けてピント固定のまま撮影した。
フロントロウの3台
レース2も清成選手が絶妙のスタートを切ってトップに。ポール中須賀選手は出遅れながらも数周のうちに2番手浮上。
清成選手の後ろからチャンスを伺う❝いつもの展開❞。
首位を奪った後は独走状態。
レース2表彰台 2位:清成龍一選手、3位:Honda Suzuka Racing Team亀井雄大選手
ホンダ鈴鹿製作所の社内チームのはHonda Suzuka Racing創設以来初の表彰台。
いわば❝部活❞チームが今年になって大躍進している。