タイレル019/中嶋選手、表彰台を目指して ’90年F1日本GP | CLUB24-にいよんー

タイレル019/中嶋選手、表彰台を目指して ’90年F1日本GP

 1990年のF1日本GP決勝は14万人の観客が一体となった唯一無二のレースとして記憶に深く刻まれている。

 レース終盤、二人の日本人ドライバーが入賞圏内を走り、コースを取り巻く観覧エリアからは応援するために❝何かしら❞が振られていた。ウェーブのように二台のマシンと同調して動いていった。あの光景は忘れられない。

 

6位:中嶋悟選手/タイレル019・フォード

 中嶋選手が走るとコースサイドが揺れた。応援する旗等が圧倒的に多かった。

 チームメイトのアレジ選手がモナコで2位に入っていたマシンなので、ホンダエンジンを失っても十分入賞が期待されるものだった。いや、表彰台に立つ姿を見たかった。

 

ファン感でデモランした時の中嶋選手

 現役当時はヘルメットにマールボロのステッカーが貼られている。

 雑誌で初めて目にした時は「やりすぎちまったな」と思った極端なハイノーズ+アンヘドラルウイングのタイレル019。

 見慣れていくとカッコ良く感じるようになった。

 このマシンの特徴を生かした写真を撮りたいと必死になった。

 

タイレルのピット

 

ジャン・アレジ選手/タイレル019・フォード

 リアが流れたのか、ヘアピンでカウンターを当てている。

 F1フル参戦となった’90年に数々のパフォーマンスを見せ、日本GP時には来季のフェラーリ入りが決定していた。

 予選の第一コーナーでクラッシュ。決勝出場は見合わせた。

 

ファン感にゲスト来場したときにジャン・アレジ選手にサインを入れて頂いた

 

パパ・アレジ選手と息子・ジュリアーノ・アレジ選手のサイン

 2016年ファン感でタイレル019をデモランさせた時に頂いた。

 この時は16歳のジュリアーノ・アレジ選手。

 21歳になった’21年の今年、スーパーフォーミュラ&スーパーフォーミュラ・ライツにデビュー。ヒョロ細かったイケメン君も、すっかりパパ似でガッチリした体格のオッサン顔になってしまった(笑)。

 

5位:ティエリー・ブーツェン選手/ウイリアムズFW13B・ルノー

 

2019年のサウンド・オブ・エンジンでブーツェン氏にサインを入れて頂いた

 鈴木亜久里選手の後ろにはウイリアムズ勢が続いた。

 両選手ともシーズン前半には優勝を遂げていたがリタイアも多かった。

 

4位:リカルド・パトレーゼ選手/ウイリアムズFW13B・ルノー

 

イヴァン・カペリ選手/レイトンハウスGC901B・ジャッド

 カッコイイデザインのマシンだったがメカニズム的に安定感が無くてカペリ選手の勢いに付いて行けなかった。

 フランスGPでカペリ選手が2位に入ったが、シーズン後半は連続リタイア。

 

レイトンハウスのピット

 

マウリシオ・グージェルミン選手/レイトンハウスGC901B・ジャッド

 

ガブリエル・タルクィーニ選手/AGS JH25・フォード

 

タルクィーニ選手(左)とダルマス選手(右)

 

ヤニック・ダルマス選手/AGS JH25・フォード

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