【アイルトン セナ/Ayrton Senna】1/43スケール マクラーレン MP4/5B アイルトン・セナ #27 1990 イギリスGP Altaya製 AYRTON SENNA MCLAREN MP4/5B #27 WORLD CHAMPION GREAT BRITAIN GP 1990 1/43
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3,300円
鈴鹿サーキットで開催4年目、4回目のチャンピオン決定戦になった1990年F1日本GP。
決勝チケットが入手できなかったほど超F1ブームだった(決勝チケット入手経緯は前回参照)。
予選でフロントロウを占めたのはチャンピオンを争うアイルトン・セナ選手とアラン・プロスト選手の2人なのだから、集まった大観衆は「どんな戦いになるのだろう?」と「世界最高のドライバー技術、チーム戦略」を楽しみにしていたはずだ。チケット入手できた事を嬉しく思っていたはずだ。
前年は同じチームメイト対決だったが’90年はマクラーレンとフェラーリの頂点チーム対決でもあった。
スタート前にはサーキット中の熱気が高まるのを肌で感じていた。
それなのに―。
スタート直後の第一コーナーでチャンピオンをかけてチェッカーを目指すはずの2台が絡まってグラベルに突っ込んでいった。
前年の「仕返し」にセナ選手がぶつけたと見られてもおかしくない絡まり方だった。
この日のために高額チケットを入手し、休みを取り、遠路はるばる鈴鹿サーキットにやってきた14万人の興奮は興ざめした。なんじゃこりゃ⁉ である。「世界一のドライブ技術とは上手にぶつける事か?」
アイルトン・セナ選手/マクラーレンMP4/5・ホンダ
アイルトン・セナ選手の勝利に向かう姿勢が好きだった。このレースまでは。
仕返しにぶつけた’90年
八百長で勝利譲り’91年
アーバイン選手殴打’92年
3年連続でのファン裏切り。
大スターを失う事を恐れ、ひいてはF1ブーム衰退する事をさせまいと各メディアはセナ選手を擁護し❝美談化❞した。今でも売り上げのために毎年特集を組むモーター誌…。
偉大なワールドチャンピオン、アラン・プロスト選手とアイルトン・セナ選手が行ってきた❝ぶつけて獲る❞は、前人未踏の記録を打ち立てることになるミハエル・シューマッハ選手に引き継がれることになるのだった(’94’年vsデイモン・ヒル選手)。
好きになるドライバーはどうしてこんなにダーティーなのだろう?
決勝前日のマクラーレンピット
懸命に整備しても2台とも決勝5分経たぬうちに消えてしまうとは…。
ゲルハルト・ベルガー選手/マクラーレンMP4/5・ホンダ
1周目にセナ選手とプロスト選手がまき散らした砂に乗って2周目の第一コーナーでコースアウト。世界最高ドライバーのひとりとは思えぬ失態に、サーキット中が「おいッ!」とツッコミたくなった。
当時ホンダでもらえたステッカー
マールボロ、サンプリングのお姉さん
アラン・プロスト選手/フェラーリF1 90
元祖❝ぶつけて獲る❞チャンピオン。
クラッシュ後、ピットに帰ってから抗議したらしいが元は自分が始めた事だから…。
決勝前日のフェラーリピット
ナイジェル・マンセル選手/フェラーリF1 90
ライバル達が次々に消えてゆく中、余裕でトップ独走。
タイヤ交換後にピットから再スタートした途端にドライブシャフトが折れてリタイア。いきなりパワーかけ過ぎたか?
これによりマクラーレンもフェラーリも全滅になった。