「勝利の神様」は存在した 23MOTUL AUTECH VS 12カルソニック IMPUL
今世紀に入って初めての日曜日決勝観戦したスーパーGT鈴鹿300Km。
風は冷たかったが天気が良く、ヘアピンまでの往復は汗がじんわりと滲むほどだった。
ドライバートークショーはステージに登壇する代わりにプレスルーム(?)からリモートで行われた。予選上位ドライバーが来られたみたいだが、ヘアピンにいたので音声だけを楽しんでいた。
ピットウォークやステージでのイベントは無かったものの、予選日とは違った緊迫した雰囲気がサーキットを覆っていた感じだ。
人数は制限されているらしいが、普通にスーパーフォーミュラ決勝よりもお客さんは多いだろう。
優勝:松田次生/ロニー・クインタレッリ組/MOTUL AUTECH GT-R
今年からどちらのドライバーが乗車しているのかウインドウに表示されるので、写真を撮っていても後から整理しやすい。
ロニー選手の場合は「RQ」なのでレースクィーンが乗っているのかと思う―はずないか…。
タイミングによっては数字が表示されていて何故だろう?―と思っていたら「クラス順位」だとプログラムに説明が書かれていた。これはさらに面白く観られる。
この写真の直後にクラッシュ
相当スピードが乗っていたのだろう、カメラが追い付けなかった。
予選で松田選手が大クラッシュ。赤旗中断になった。
松田選手の身体は大丈夫だったのだろうか? 決勝当日になってもあまり情報が無く、心配のままスタートになってしまった。
恐らくクラッシュ直後にNISMO本社からパーツが運送されたのだろうな…。
決勝レースがスタートしてもなかなか上がってこれなかった。一晩で直したもののクラッシュの影響があるのだろうと思わされた。
そして運命のセーフティーカーラン
セーフティーカーが出た後「ちょっと待って下さいよぉ…」と始まりMOTUL AUTECH GT-Rがトップに躍り出た事を伝える場内アナウンスのピエールさん。
「え? 何で?」魔法でも見せられているような感じだった。
チームの事前打ち合わせやピットイン指示のタイミング、ロニー選手の状況判断等、色々あるが、全てが上手くいきピットロードクローズドにギリギリ間に合ってのコース復帰できるなど「勝利の神様」がいるとしか思えないほどの出来事。
こんな大逆転勝利を観る事ができるとは! 記憶に残るレースだ。
2番手カルソニックGT-Rが背後に迫る
徐々にカルソニックGT-Rに追いつかれてしまう。
レース後、松田選手はインタビューで「ピックアップを拾ってしまったのでタイムが落ちて追いつかれましたが、練習していたドリフト走行でピックアップを落とした後はハイペースで走れました」と話されていたが、リアルタイムで観戦している側にはそれが分からない。
「クラッシュの影響が出ていてタイムが伸びないのか?」とか想像してしまう。
「最後尾からの大逆転勝利」も見たいし「星野監督の優勝の喜び」も見たい。ハラハラしながら観戦していた。これが生観戦の醍醐味だ。
前日のクラッシュをはねのけて優勝に向けて力強く走った松田選手
2位:佐々木大樹/平峰一貴 組/カルソニック IMPUL GT-R
日産勢では最高の予選4番手を獲得。
序盤はポールスターとのARTA NSXにリードを許してしまう。
ARTA NSXをピット作業タイム差で追い抜いて2番手浮上。
佐々木選手から後退した平峰選手がみるみると首位MOTUL AUTECHの松田選手に追いついていく。
残り周回数はまだ多かったので逆転するかも? と思われるほどの勢いだった。
半面、背後にはARTA NSXが追い付いて来て予断を許さない展開になった。
首位のMOTUL AUTECH GT-Rの背後に迫るまで追い込んだ
2番手カルソニック、3番手ARTA、4番手CRAFTSPORTS、5番手ZENTがこの至近距離で連なる
カルソニックGT-R VS ARTA NSX
TV『GT+』で状況が分かった状態で復習するとまた違った印象を受けるんだろうな。














