何も無い日にサーキットに行ってみる ’85FISCO マツダのテストと星野選手のマーチ/無限
「何も無い日にサーキットに行ってみる」’85年FISCO編
写真を貼っていたアルバムに日付記載していなかったので、正確な日にちは不明だが、恐らく3月の春休み期間。
お互い地元に帰省していた友人と「暇だからFISCOに行ってみない?」的なノリで、友人の86トレノに乗せてもらい下道使って富士スピードウェイ(FISCO)までドライブした。
何が走っているのか分からないまま、単にサーキットに行ってみるのはこの辺りが最後になるかも。
マツダがル・マンやJSPCに参戦するための新車・マツダ737Cのテストが行われていた。
ムーンクラフトデザインのボディに2ローター13Bエンジンを搭載したC2クラスのマシン。C2クラスでの参戦はこの年が最後になった。
手前は寺田陽次郎選手かな?
ル・マンのユーノディエールやWEC JAPANに向けるにはFISCOでのテストは不可欠。
マツダスピードのロゴが入っているだけの白マシン2台でテストが行われていた。
#2号車と#3号車の2台がテスト
ドライバーは片山義美選手
パドックにはアドバン・カラーの富士GCマシンが止められていた。
アドバン以外のロゴが入っていなかったので、ヨコハマタイヤテストだったのかも。
タイヤに芝が付いていたので、マシントラブルでエスケープゾーンに止まったのかも。
大御神レース村のNOVA(だったかな?)のガレージを見させて頂いた。
星野選手のF2が置かれていた。
’85年はヨーロッパはF3000規定に移行したため、F2で開催した全日本は❝日本専用マシン❞をマーチ社に発注していた。
星野一義選手のLARKマーチ85J/無限
前年まで辛酸を舐めさせられてきた「無限ホンダ」エンジンを、日産に了解を得た上でこの年から使用できるようになった星野選手。
時期的に開幕戦・鈴鹿と第2戦・富士のインターバルにあたる期間ではなかったかな?
ドルフィンにとって初めて目にする無限ホンダの星野車だ。
星野選手のマシンに搭載された無限ホンダ・エンジン
帰りに廃棄処分されるF2のサイドポンツーンをもらって86に積んで帰った。
助手席を倒して乗せたがリアハッチが閉まらないほど大きかった。