雨と人でぐちゃぐちゃだった1987年ロードレース世界選手権・日本GP
バイクブーム真っただ中の1987年。F1よりも数ヶ月早くロードレース世界選手権(WGP)の日本GPが鈴鹿サーキットで開催された。
ドルフィンは名古屋の友人4人に東京の友人1名を加えた6名で観戦に行った。
車1台に6名を詰め込んで(!)まだ日が昇る前の早朝に名古屋を出発した。
チケットの切り方が雑!
全員自由席だったのでコーナーリングが見られる2コーナー席に陣取ることにした。
当日の2コーナー席は土手に腰掛け用に丸太が杭打ちされたものだった。ずっと座り続けるとお尻が痛くなる。
朝から雨。加えて多くのファンが詰めかけていて、トイレと昼食を買いに立つ以外は全く身動きが取れなかった。自分でもよくあれだけ長時間丸太に座っていられたものだと感心する。
一旦席を離れると、戻って来た時にどこに仲間内がいるのかさえ探すのが苦労。ポンチョやカッパは似たようなものばかりだし。
グランドスタンド裏の売店やイベントなど全く記憶に残っていない。写真も撮れていない。
雨が降っていた事と席からコースが遠かったため写真は被写体が小さいし、上手くも撮れていない。ブログに掲載するのも忍びないがご了承頂きたい。
500ccクラス スタート
’87年から押し掛けスタートからクラッチスタートに変更。それでも❝ロケット・ロン❞は速かった! 話し通りにスタートで後続を離して1コーナー進入。
待ちに待ったWGP。世界最高ライダー達の走りが観られる。もう興奮だ。
エディ・ローソン選手と#16 八代俊二選手/ホンダNSR500
前年ワールドチャンピオンのローソン選手は早々にリタイア。
4位:#10 ピエールフランチェスコ・キリ選手/ホンダNS500
6位:#21 平忠彦選手/ヤマハYZR500
優勝:ランディ・マモラ選手/ヤマハYZR500
ウエットコンディションで後続を引き離して独走。
2位:ワイン・ガードナー選手/ホンダNSR500
エディ・ローソン選手/ヤマハYZR500
健闘をたたえ合う平選手と 7位:#33 河崎裕之選手/ヤマハYZR500
5位:ロン・ハスラム選手/ホンダNSR500
ハブステアリングを使ったelf-Motoのマシンかと思いきや、遠目に「フォークあるよな?」と確認。NSR500を使用していた。
水谷勝選手/スズキRGγ500
木下恵司選手/ホンダNSR500
250ccクラス スタート
#49 田口益充選手/ホンダNSR250
#3 ドミニク・サロン選手/ホンダNSR250
優勝:小林大選手/ホンダNSR250
2位:シト・ポンス選手/ホンダNSR250
3位:ラインハルト・ロス選手/ホンダNSR250
展示されていたガードナー選手のNSR500
展示車撮影も雨の湿気でレンズが曇ってしまった。それほどの悪天候だったのだ。