初めてのGr.A観戦 レース・ド・ニッポン筑波 1991年 JTC1編
前年(1990年)に復活したスカイラインGT-R(R32)は、インパルとハセミモータースポーツの2台でシーズン全勝する大活躍をみせた。
1991年にはGT-Rは6台に増え、トヨタはJTC1クラスから手を引いてJTC3クラスに絞った。フォード・シエラも台数が減ったものの、GT-R効果で人気は上昇した。
’91年レース・ド・ニッポン筑波。Gr.AツーリングカーとF3がメインレース。
筑波サーキットはバイクで行った事はあったが、レースを観るのは初めてだった。Gr.Aツーリングカー・レースも初体験。
8月の夏休み中の開催とあって、サーキットまでの道も細く混んでいたが駐車場もいっぱいだった。
筑波サーキットのテレカ
迫力あるマシンの接戦バトル。「これは人気出るわ」と感じた。
しかし、翌年での終了が決まっていたので「観ておきたい」と思うファンが詰めかけていたのだろう。
優勝:長谷見昌弘/アンデルス・オロフソン組/リーボック・スカイラインGT-R
リーボック・スカイラインの影響で、当時はリーボックのハイカットシューズを履いていた。
2位:高橋健二/土屋圭市 組/タイサン・スカイラインGT-R
市販GT-Rが登場して以来、インプレッションしたりビデオドラマ『首都高速トライアル2』にも登場していた土屋圭市選手がGT-Rでレースするので一番注目していた。
高橋健二選手と土屋圭市選手
R32GT-Rが良く似合う土屋圭市選手
3位:星野一義/鈴木利男 組/カルソニック・スカイラインGT-R
前年、チャンピオンを獲得してゼッケン「1」を付けていた。
星野一義選手
鈴木利男選手
4位:影山正彦/清水和夫 組/AXIAスカイラインGT-R
カラフルなカラーリングで格好良かった。1年だけで終わってしまったのは惜しい。
「ハイレグが凄い」とポーズをとる(実話)影山正彦選手
沖友龍晴/山田英二 組/NISMOザウルスチャンプGT-R
日産ザウルスカップ東西のチャンピオンがドライブ。スパ24時間レース用テスト車両だったらしい。
シーズン中、2戦だけ参戦。
見崎清志/長坂尚樹 組/FETシエラRS500
一時は猛威を振るっていたフォード・シエラも復活したスカイラインGT-Rの前では型落ちマシンになってしまった。
FETもシーズン最終戦からGT-Rを使用することになる。